痛みを乗り越えると、人生で１番の幸せ。

わたしは陣痛促進剤を使って出産しました。まず子宮口を開き、その後風船みたいなものをいれいざ点滴！陣痛開始時の痛みは、生理痛の重たい感じでした。その鈍くて地味な痛みに、静かに涙を流しました…その後からは痛みに少しずつ慣れ始め開始時よりは涙を流さなくても我慢できるように。少しずつ少しずつ痛みが増していきます。スイカを鼻からだすかんじ、とよく聞くのでどっかをぶつけたりした時のような痛みを想像していましたが、ずっと生理痛のときのような痛みでした。腰やお腹が重たくて鈍い痛みです。痛む間隔がどんどん短くなっていきます。わたしは痛みから少しでも気をそらすために、頻繁にトイレにいったり点滴や壁を支えにして立ったり歩いたりしていました。助産師さんに子宮口がどれくらい開いているかのチェックをしてもらうのも、痛みから多少気をそらせました。子宮口が７?までやっと開き、分娩室に！分娩室に入ってからは３分２分という間隔で痛みが襲ってきます。体力も限界に近付いてきて、その間に少し眠りまた痛みで目が覚め、の繰り返しでした。いきむと痛みが楽になるので、いきみそうになりますが、赤ちゃんが苦しいので我慢です。また気をそらすために、手をぶらぶらさせたり、呼吸に集中したりするようにしていました。気を抜くと叫んでしまいそうになるほどの痛みです。本当に逃げ出したくなります。その痛みを乗り越えいきんでください。との指示が。そこからは思いっきりいきむのですが、汚い話になりますが考えられないくらい大きな便をがんばって出す感覚です。痛みとゆうよりも、苦しいとゆう表現の方が近い気がします。そしてわたしの天使がやっとでてきてくれました。