なりふり構ってられない陣痛の痛み
私の陣痛は、まず生理痛とも違う「あれ?なんだかお腹が痛み出した」という痛みから始まりました。
すると、断続的に痛みがやってきたので、「これが陣痛だ!」と思い、携帯アプリの「陣痛カウンター」でチェック。初めのうちは痛みにも普通に耐えられましたが2時間ほどたつと、寝ていられないぐらいの痛みに変わりだし、夜中でしたが、ずっと座っていました。
下半身と腰がズーンと重く痛く、しばらくすると座ってられないぐらいに痛みが増しました。
間隔が5分おきとなったので、病院へ電話をしましたが、まだしばらく大丈夫だろうからと、自宅待機。そこから1時間耐えましたが、かなり痛みが強くなったため、タクシーへ病院へ。
私としては十分にかなりの痛みなのに、助産師さんから「まだまだですね」と言われ、陣痛室で待機。間隔は2〜3分。この時も寝ていることができず、陣痛の波が来たら起き上がって四つん這いにならないとたえられないほどの痛み。腰が割れそうな思いでした。
間隔もかなり短くなり、腰の痛みはピーク。
しかし、「いきんではダメよ〜!ふ〜うん!」と一緒に呼吸をしてくれる助産師さんに励まされるも、この出産直前の陣痛でいきんではいけない時が一番つらかったです。
お腹が痛いというよりも、腰が痛く、助産師さんが思いっきり、拳をグーにしてマッサージをしてくださり、痛みが軽減されました(これは本当に感謝でした)。
いきみを逃すのもつらく、「お願いだからいきませてください!」という状態になり、やっと陣痛室へ移り、そこからはすぐに出産となりました。
本当に出産の瞬間よりも、直前の陣痛が一番いたかったです・・・。
「陣痛の痛みってどんな感じなんだろうか?」と思うかもしれませんが、明らかにいつもと違う腹痛がやってきますので、必ず「これだ!」とわかります。
すごく不安かもしれませんし、確かに陣痛の痛みはつらいですが、不安をかなぐり捨て、助産師さんを頼って乗り切ってください。痛みも吹っ飛ぶカワイイ赤ちゃんとのご対面が待っています。
出産直後は「二度とお産はしない」と心に決めましたが、なぜかその痛みはすぐに忘れてしまいます。
呼吸法は大事だと思うので、ママ教室など、少しでも予備知識があったほうがいいと思います。