妊娠4か月目でまさかの絨毛膜下血腫
約2年前、2人目を授かって妊娠4か月目に入ったある日のこと。長男を午睡のため寝かしつけていたとき、股からなにかが出て来た感覚がありました。一瞬破水かと思うくらいの衝撃で、触ってみると透明な水のようなものが出て布団が濡れていました。それだけでも驚きましたが、みるみる内に透明の水は真っ赤な出血となり、バスタオルが一面真っ赤で絞れるほど大量出血をしてしまいました。出血の間、タオルで抑えながらすぐさまかかりつけの産婦人科へ電話。もしかしたら流産も覚悟して下さいと言われ、張り止めや止血薬を処方されることに。私は出血が続き絶対安静と言われてしまったため、仕事中の主人に連絡してすぐ薬を持ちに行ってもらいました。出血中は下腹部に鈍痛があるような、まるで生理痛のような感覚でした。3〜4日後、先生の指示のもと病院受診。出血時に透明な水が出たと話したことから、破水の検査のため内診を受けました。結果は破水ではないとのこと。そのままエコーで赤ちゃんが元気であることを確認!主人は泣きながらよかった!と喜んでいました。先生の話によると、子宮内部の内壁に血が溜まり、絨毛膜下血腫である可能性が高いとのこと。妊娠5か月をめどに、徐々に出血は治まるとのことでした。受診後も止血薬や張り止め薬は処方されていましたが、私の場合妊娠6か月近くまで出血が続いていました。先生には大丈夫、赤ちゃんは元気ですよ!と言われていても、出血が中々止まらず、不安な日々を送っていました。定期の妊婦検診が待ち遠しかったのを今でも覚えています。絨毛膜下血腫と診断された時は、とにかく絶対安静とのことでした。この時長男がまだ1才半でしたので、中々絶対安静というわけにはいかなかったですが、家事はなるべく主人に協力してもらい、多少のことには目をつぶりました(毎日掃除機をかけられないことなど)。育児の面では、長男が甘えん坊で抱っこ抱っこ!状態だったので、抱っこしている時間を短くしたり、他の遊び(お絵かき・絵本を読むなど)で気を紛らわせるなど工夫していました。その甲斐あってか、出血が止まってからは出産に至るまで特に変わりなく過ごし、無事元気な男の子を出産することができました。特に出血の影響はなく、その時の赤ちゃんもいまは2才のとっても活発でやんちゃな子へとすくすく成長しています。
いざ妊娠初期に出血すると不安でたまらないと思います。出血したらすぐかかりつけの病院に連絡し、指示を仰ぐことがなによりも大切だと思います。自分で判断し、決めつけないこと。プロの指示に従うのが一番です。絶対安静についても、私の場合は2人目だからということもありますが、上の子に構いつつ、自らも安静に過ごせるよう家事や育児の工夫することも大切かと思います。