非常に辛い体験でした。
私の場合、2人目の妊娠5ヶ月に入った頃に少し出血がありました。
最初は鮮血ではなく、茶褐色の古るい血で、量も少量だったため然程気にせずに、次の検診で診ていただけば良いや…ぐらいに思っていました。
その数日後、お手洗いで用を足し、ふと便器をみるとびっくりする程水が真っ赤に染まっていました。まだ股に違和感を感じティッシュを当ててみると、更に出血しており、検診を待たずに病院に行くことにしました。
週末の夜間に緊急で行ったため、その日は絨毛膜下血腫疑い…ということで安静を言い渡されて帰宅。後日担当医に診断していただくことになりました。
週明け、やはり絨毛膜下血腫であるとの診断を受け、出血量も多かったことから、そのまま入院に。担当医の説明では、この時期になる妊婦さんは多からずいるので、そこまで心配しないように。とのこと。少し安心しましたが、それ以上に気掛かりだったのは長女の事でした。
このまま入院してしまって、まだ2歳にもなっていない娘は大丈夫だろうか?と、とにかく心配でした。
入院は5日程で、止血剤と抗生剤を点滴で投与。出血量が減ったため、安静を条件に退院許可が出ました。
ですが2歳にならない子供がいて、そうそう安静にしていられるわけもなく、その事が原因かどうかは定かではありませんが、1週間経った頃にはまた出血量が増え、再び入院。
結局その後も入退院を何度か繰り返し、6ヶ月も後半に差し掛かった頃、何か嫌な感じの水が漏れている事に気付きました。
ですが量は少なく、特別嫌な臭いもしませんでした。でもそれは何度も起こり、もしかしたら破水しているのかも?と怖くなり、また病院へ。
やはり予想は的中しており、このままの妊娠継続は難しいとの判断で、やむなく促進剤で出産しました。
破水の原因は定かではありませんが、度重なる抗生剤の投与により、良い菌まで殺してしまい、感染症になってしまったのではないか…との見解でした。
今回赤ちゃんは助かりませんでしたが、なぜこの症状が起きるのか、本当のところは分からないと説明を受けました。
私のケースは最悪のケースだったのかもしれません。一言に絨毛膜下血腫と言っても色々あるようで、放っておいても治るケースが多々あるようです。
ですが油断は禁物。妊婦さんはただでさえ不安でいっぱいですよね。
どんなに些細なことでも、普段と違う変化に不安を抱いたらなるべく早くお医者様に相談する事をお勧めします。
自己判断が予期せぬことになりかねませんし、安心するための手段として、お医者様を頼るのは良い事だと思います!