私の「絨毛膜下血腫」体験
妊娠4ヶ月も真ん中の頃、妊婦検診で子宮頸がん検査をしたその夜真っ赤な出血がありました。心配になり産院へ電話をして聞いてみた所、検査後はよく有ることで暫く様子を見て出血が増えるようなら受診してくれとのこと。
幸いその出血は一晩で止まり、4日程茶色いおりものが続きました。
茶色いおりものが止まったと思ったある日、夕飯の支度をしているときに子宮にキリキリとした痛みがありました。
少し休むと痛みが収まったのでそのまま家事をしていると、おりものが出るような感覚がありトイレで確認するとおりものシートいっぱいに成るくらいの茶色いおりものが出ていました。
前回の残りかな?と思い3日程様子を見たのですがおりものは止まらず、トイレで拭き取る度に茶色いおりものが着いて量も増えたり減ったりを繰り返し、これはちょっとおかしいかもしれないと思い病院へ行きました。
経膣エコーで見てみると子宮の下側に出血の跡があり、そこから少しずつ茶色いおりものとして出ていると言われました。
不安になり先生に「大丈夫ですか?赤ちゃんに問題はありませんか?」と聞くと「これは絨毛膜下血腫の仲間で妊娠中はよくあることなんですよ。今はお腹が張らないようにお薬を飲んで様子を見ましょう。」と弱い張り止めを処方してもらいました。真っ赤な出血でない限りは危険な事は無いので、生活も普通にしていて大丈夫との事でした。
しかし、心配性の私は出来るだけゆっくり過ごして横に成るようにしていました。
処方された張り止めは飲むと動悸がして少々苦痛でしたが赤ちゃんの為と思って飲みきりました。
茶色いおりものがすっかり出なくなったのはそれから2週間後でした。
茶色も段々と薄暗くなり最後はおりものにほんの少し色が着いた程度になり、2週間後には普通のおりものに戻りました。
妊娠中は何が有るか解りません。なんだか少し変だな?いつもと違うなと思ったら病院で見てもらうのが一番です。何か有ったら対処出来るし、無ければ要らない不安も消えて安心できます。赤ちゃんを守れるのはママだけなので不安に成ったら迷わず病院へ行きましょう。