高熱に焦ったけれど、本当に辛かったのは…
子供が1歳を過ぎたころでした。夜までいつも通り元気にしていましたが、夜中に突然発熱、しかもいきなり40度近くまで上がりました。おでこや頬っぺたは、初めての発熱でもすぐに異常と分かるほど熱かったです。子供は、眠っているのに、熱にうなされて変な夢でも見ていたのか、突然まるで何かに怯えているかのように「ああ〜〜」とか「うう〜」とかうなり声を出していました。それに加え、時よりガタガタと大きく震え「熱性痙攣なの?」と恐ろしくなるような動きを見せていました。(痙攣の時間や震え方から、熱性痙攣ではないと後程先生に教えていただきましたが。。)恐ろしいやら可哀想やら夜間救急へ行くべきなのか、などととうろたえているうち、私はほとんど眠れないまま一晩を過ごしました。朝になって、熱が38度台に下がったので小児科へ行きました。おそらく突発だろうと言われましたが、その時点ではまだ湿疹も出ていなかったので断定はされませんでした。次の日に熱もすっかり下がり、背中とお腹辺りにポツポツと数個の湿疹が出たため、再び受診したところ、やはり突発性湿疹だったねと、そこで断定されました。我が子の場合は湿疹の数は少ない方だと言われましたが、全く出ない子もいるとのことでした。
熱が下がって一安心したのですが、本当に辛かったのはここからの1週間でした。恐ろしく機嫌が悪い!!何をしても一日中ぐずぐずで、公園に行っても泣き叫ぶ、赤ちゃんせんべいをあげてもビービー言いっぱなし、1週間起きている間はほぼずーーーっと抱っこでした。熱が出ていた時がかわいかった、と思ってしまったくらいです。本当に辛い(私が)1週間でした。1週間を過ぎたあたりから、あのぐずぐずは何だったのかと思うほど機嫌も良くなり、いつも通りの我が子に戻りました。
突発性湿疹が初めての発熱、となるご家庭も少なくないと思います。でも高熱が出ても子供の体は大人の体より熱に対して耐性があるそうですし、何日も続かない限り必要以上に焦る必要はないと思います。脱水症状にならないようには気を付けてあげてくださいね。