突発性発疹〜39度台の発熱と発疹〜
帰省先の実家から帰ってきた夜、体が熱くなっているなと感じ熱を計ると38.5度でした。実家でなにか変な病気にかかってきたのかなと不安になりましたが、すでに22時過ぎであったことから、救急病院に行くべきか悩み、急病相談ダイヤルにて相談しました。熱以外の特別な症状がなかったため、一晩様子を見ることになりました。翌朝、相変わらず熱は高いままで39度に達しており、近所の小児科を受診。一回目の診断は風邪ということでした。ここで解熱剤を処方され、食事の際に飲ませました。薬を飲ませると熱は37度代後半から38度代前半と落ち着いてきたものの、ぐったりと元気はないまま様子見といった状況でした。それから3日間ほどで少しずつ元気を取り戻してきた様子だったので、安心していました。しかし、最初の発熱から5日目の夜、お風呂に入れている時におなか全体に赤い発疹が出ていることに気付きます。発疹が初めての出来事だったので、びっくりしてしまい、あわててインターネットで症状をもとに病名を検索しました。すると「突発性発疹」がまさにここ数日間の症状にぴったり合っていました。ただ、ひとつ合っていなかったのが、8割近くのお子さんが1歳までに経験するというのに対して、我が子は1歳4カ月になって初めてかかったという点です。実際に検索の際も、月齢を基準に見ていたため、1歳未満の子を対象としたところに記載されていた「突発性発疹」を見つけるまでにはかなり時間がかかりました…。翌日、熱も発疹もかなり落ち着いてはいましたが、念のため、休日で近所の小児科が休診だったため、初めてかかる休日当番医の先生に診てもらいました。2回目の診断は予想通りの「突発性発疹」。その先生曰く、熱が出ているときは病原菌をやっつけているときだから解熱剤で熱を下げてしまうことは逆効果だとのこと…。1回目の診察をしてくれた先生を信用していただけに、ちょっと複雑な気持ちにはなりました。ただ、セカンドオピニオンを持つことの大切さを感じた出来事でもありました。
この「突発性発疹」は赤ちゃんが誰しもかかる可能性がある病気であり、決してあわてる必要はないということです。初めての発熱の時はこの「突発性発疹」を疑ってみて、あわてず、きちんと病院を受診することが大切かと思います。また、事前に赤ちゃんがどんな病気にかかる可能性があるのかということを一度見ておくと、もしもの時に落ち着いて行動できると思いました。