生後3ヶ月から完全ミルクになりました
出産当日は母子別室だったため、初めての授乳は出産翌日でした。母乳を含ませましたがまだほとんど出ず、産院の指導どおり粉ミルクを与えました。その後もなんとか母乳量を増やそうと、母乳を10分ほど吸わせた後にミルクを与えるようにしていました。
退院後もあまり母乳量は増えず、ミルクは毎回ミルク缶に書かれている目安量より10ccほど減らしてあげていましたが残すことなく飲んでいました。生後3ヶ月頃までかなりミルクに寄った混合栄養でしたが、よく飲みよく寝る子だったため夜間の授乳をやめてしまったところ生理が再開し、母乳量がさらに減りました。吸っても出ない母乳を泣いて嫌がるようになり、私もストレスになってしまったため母乳はやめて完全ミルクに切り替えました。
母乳をやめるまではかなり悩みましたが、いざやめてしまえば吸ってもらえなくてイライラするよりも精神的にはずっと楽になりました。お酒もカフェインも気にしないでよくなったし、なにより満足そうにミルクを飲んでたっぷり眠るわが子を見るとこれで良かったのだと思いました。
毎回ミルクを作ったり哺乳瓶を洗ったりするのは大変でしたが、朝その日に使う熱湯や湯冷ましを準備しミルクを1回分ずつミルカーに入れておいたり、哺乳瓶は多めに用意してまとめて洗浄消毒をするようにして手間を減らしました。
体重は順調に増えていたのでミルク缶に書かれている月齢の目安量・回数どおりにあげていました。少し体重が増えすぎかなと思うこともありましたが、健診のときに相談すると身長も伸びているしカウプ指数を見ても問題ないと言っていただけました。
5ヵ月半から始めた離乳食も順調で、目安の量をきっちり食べて体重も増えていたので10ヶ月頃にフォローアップミルクに切り替えました。伝い歩きもして運動量が激しくなってきたこともあり、この頃から体重の増加も落ち着きました。
母乳が出なかったりあげられなかったりすることに罪悪感や劣等感を抱くお母さんも多いと思いますが、ミルクのメリットもそれなりにありますし、悩む必要はないと思います。
外出先でミルクをあげるときは、赤ちゃん用品店などで売っている1回分ずつ入れられる使い捨ての袋が便利でした。ミルカーよりかさばらないし、スティックやキューブよりも量の調整ができて良かったです。