突然の休職。職場の理解に感謝
今回の妊娠は、職場の責任者には伝えていましたが、流産の経験もあるので、同僚には安定期に入ってから報告するつもりでいました。しかし、安定期までまだまだ1か月以上もある妊娠10週の朝、突然出血。診断の結果は「切迫早産」でした。もちろん仕事の許可はでるはずもなく、担当医からでたのは休職と自宅安静という指示でした。職場復帰の目安を先生に尋ねるも、「出血と張りが落ち着くまでは許可できない」とのことでした。職場には謝罪と復帰の意思があることを伝え、まずは1週間の休みをもらいました。1週間後、出血はだいぶ落ち着いていたものの、張りがまだおさまらなかったため、自宅安静と休職の指示は変わりませんでした。1週間毎に休みを延長するよりも、一旦期限を決めようと思い「今月いっぱい休ませてください」と改めてお願いしました。会社からは「ゆっくり休んで、仕事のことは気にしなくていいよ」と言われました。こんなに迷惑をかけているのに、有難い言葉でした。月末の診察日、これで職場復帰の許可が出なければ、退職か長期休職の相談をしようと思っていました。診断結果は自宅安静解除と職場復帰をしても大丈夫というものでした。最終的には14週で職場復帰をしました。1か月近く急に休職しましたが、本当に温かく復帰を迎え入れてもらいました。私も逆の立場に立つ日がきたら、こうして温かく迎えようと心に決めています。
妊娠・出産で休職する人に対しての対応は本当に職場によってそれぞれだと思います。今回は会社の理解があり、急な1か月の休みを許可してもらいました。本当に感謝しかりません。ただ、会社で私のかわりはいても、お腹の赤ちゃんを守れるのは私だけなので、何かあった時は退職する覚悟でいました。もし、会社との関係で苦しんでいるママがいたら、自分の立場を守るだけなら仕事は手放してもいいと私は思います。家計を守るためなら別な話ですが。