生理痛とは違った妊娠初期の腹痛

妊娠3～4週の時に、下腹部にチクチクとした痛みがありました。当時はまだ検査薬を使う前のことで、まだ妊娠が分かっていない時です。下腹部といっても、おへその下全体というよりも私の場合は左下あたりだけです。ずっと続く痛みではなく、定期的に、ふとしたときに痛みました。痛みの程度は強くありませんでしたが、鈍痛が続いていたのでもしかしたら子宮か卵巣の病気かも…と少し不安に思っていました。ただ、生理痛ではないことは確信していました。私の場合生理痛は、おへそから下全体的に痛みがあります。痛みも強く薬を飲まないと日常生活ができなくなり、立っていることも辛いほどです。それと共に腰の痛みも強く、前と後ろから同時にずきんずきんと痛みが続きます。ですので生理痛とは考えがたく、そちらの痛みは全く疑いませんでした。もし婦人科系の病気なら…と怖くて、痛みだけのために産婦人科を受診する勇気がありませんでした。それから生理が遅れたこともあり、妊娠検査薬を使用し陽性反応が出ました。妊娠の疑いがあるということが理由で産婦人科を受診し、その時に下腹部の痛みのことを先生に話したところ、妊娠初期にこのような痛みを伴うことがあると聞きました。この時初めてあの痛みの原因が分かり、ほっとしたのを覚えています。また、後から思い返すと痛みは産婦人科を受診する頃にはなくなっていました。特に気になるほどの痛みではなかったのかもしれません。その後同じ部分に気になる痛みは特にありませんでした。12wの時に出血し、切迫流産の可能性ありと診察されましたが、入院することなく少しの自宅療養で元の生活を送れるようになりました。切迫流産の時の張りや痛みは、妊娠超初期の下腹部の痛みとは全く違い、産婦人科の先生にもそれとは別物だと言われました。その後は気になる痛みや出血もなく、出産に至りました。