６週と４日。誕生日を告げられて涙

予定日を過ぎても生理がこないなと思い始めて一週間。

妊娠検査薬を２回試しました。

一度目は陽性。

まだゼロ歳の子供がいるのでとまどいもありましたが

嬉しくもあり、明日病院へ行こうと思いながら

眠りました。

次の日の朝、下腹部にじんわりとした生理痛とはまた違う重い痛みがあり、

再度妊娠検査薬を使うとまさかの陰性。


出血はないものの、今時の検査薬は

ほぼ間違いない結果がでると前の子の産院で

言われたので至急病院へいきました。


医師からは、

６週と４日でした。と言われ

なぜ過去形なのかと思い助産師さんのほうをみると

生きていればお誕生日は12月でしたねと。

瞬きもできずにポロポロ涙が落ちてきて

動けませんでした。


何が悪かったのか。

どうして流れてしまったのか。


原因もわからず、お母さんはあまり

きを落とさずにと受付の看護士さんに言われ

病院をでました。


「お母さん」

私はこの子のお母さんと言えるのでしょうか。

この子に、何もしてあげられなかったのに。

美味しいもの、楽しいこと、綺麗なもの、なにも

教えてあげられなかったのに。

名前さえ、つけてあげられなかったのに。


悲しみとは裏腹に流れてしまってから

すぐに生理がきました。


いままでとなにもかわらない出血。

なにもなかったかのような生理。


今では31日周期だった生理が

２ヶ月おきにしかきません。

医師からは、流産するとリズムが

崩れますからねと言われました。


初期の流産は原因不明のことが多く、

その子が選んだ選択だったと

受け止めた方がいいですといわれました。


男の子として生まれたかった

長女として生まれたかった

お金持ちのセレブの親がよかった

来世がよかった


子供はおやを選ぶと言いますからねと

励まされました。


我が子を例え失っても

前をみて生きていかなければならない。

人生は残酷だと思う一方、世の中の母親たちは

多くを語らなくても皆偉大だと

思う経験でした。