ゴールだ!と思ってしまった妊娠
私は2人の子供を授かりましたがなかなか妊娠しないタイプではあったと思います。産婦人科に通い、仕事をしながら卵胞チェックに通い、長男3歳の時にやっと陽性反応が確認できました。やった!やっと妊娠した!!やっと苦しい妊活が終わったと思いました。長男の時もなかなか妊娠に時間がかかりはしましたが、いたって妊娠経過は順調だったので。まさか、流産するとは。。。5週目の初めての診察で胎嚢を確認し、7週目の診察で成長していない事を告げられました。稽留流産でした。たくさん泣きました。ちょうどGWのころでした。あんなに泣いたGWの事は一生忘れません。長男がティッシュを持って『泣いたらあかんよ』と来てくれたことが思い出です。この子がいてくれてよかった。と思いました。妊娠するまでが、長く苦しい道のりなのに、妊娠してからもまだまだ辛く苦しい事が待っていたんだと。流産手術を受け、2年後に長女を妊娠しました。心拍確認で内診台の上で号泣。まるでもう産み終えたひとのよう。しかし、胎動が感じられるまで、流産の記憶から、私はお腹の子の生命力を信じる気持ちをしっかりもてず、不安な日々を送りました。毎回死刑台に上がるような気持ちで内診台に上がっていた事を思い出します。今心底身にしみて思います。妊娠、出産は奇跡だ!
稽留流産とわかってから、手術までの間に、たくさんの体験者の方のブログを読み気持ちを切り替える事ができました。この子は本当は産まれてきたかったけど短い命と約束された子なんだ。と。だったらその短い間私のお腹の中で過ごす時間を少しでも尊いじかんにしようと。いっぱい話しかけました。どこに行くのも一緒だよーと。そして少しの望みをかけてこんなに楽しい世界だよ。がんばって産まれておいでと毎日話しかけました。残念ながらお空へいってしまいましたが妊娠発覚から手術までの1ヶ月、少しはお母さんらしい事ができたかな。と思え救われました。