自分は大丈夫だと思っていた

私が流産したのは、妊娠第七週のころでした。

初めての妊娠でした。生理が遅れていて、妊娠検査薬で試した結果、陽性反応がでたことで分かりました。初期のため、産婦人科には行かず、様子を見ていました。

仕事が休みの日の朝、トイレにいくと、血のようなものが下着についていました。心配になり、産婦人科へ急遽いくことにしました。その時の体調は朝起きたばかりだったので、異変などは特に感じませんでした。

診断結果は、流産の疑いがあるとのことでした。超音波検査では、子宮には何も映っていなかったのです。はっきりとは言われていないものの、そういうことなのだとショックでした。

基礎体温が下がりしだい生理が始まると説明を受け、産婦人科医には、生理のような出血がでたら、病院に連絡するよう言われました。

自宅に戻ると生理のような出血がありました。しかし、いつもの生理とは違い、お腹にかなりの鈍痛がありました。また、いつもなら感じない腰の痛みもありました。出血の色も濃く、量も多かったように感じました。病院に連絡し、その日は一日横になっていました。

今思えば、自然流産で、子宮の中のものが全て出てしまった完全流産だったのではないかと思います。

その日を境に、次の日から通常の生理が始まりました。