緊急事態に陥ってはいけない日

私が流産したのは5週目か6週目の、まだ心拍も確認できない頃のことでした。二人目という事で、妊娠検査薬で陽性が出てもすぐには病院にいかなくてもいいかなと軽い気持ちでいたところ、出血がありました。翌日朝イチで総合病院に行くも、産婦人科は予約で一杯、一番最後の診察になると言われて近くの個人病院を紹介されて診察を受けました。その時はびらん出血ということで子宮の出血ではなかったのですが、卵胞の状態があまりよくないと言われてしまいました。その翌日、午後からお腹が痛くなり、急いで帰宅し、横になっても痛みがおさまらず、昨日かかった病院に電話するも繋がらず…。診察券をよくよく確認すると、その日は午前診療のみ。最初に行った総合病院に電話するも、産婦人科の先生が不在と言われてしまいました。その間も痛みが激しくなっており、立ち上がることもできませんでした。総合病院の電話に出たスタッフが市内の産婦人科を調べてくれたのですが、なんと揃って水曜日は午前診療のみ、との事。おそらくこのまま自然流産となる可能性が高いから、このまま耐えてください、と言われました。お腹が痛み出してから約６時間後、トイレで親指ほどの大きさのピンク色っぽい塊が出てきました。出て来てしまったんだと悲しくなりましたが、お腹の痛みは徐々に引いていきました。翌日個人病院に電話し、すぐに診察しましたが、子宮の中は空っぽでした。その後の処置は子宮収縮剤の服用のみでした。