妊娠6週目での完全流産

私が流産を経験したのは妊娠6〜7週目です。生理が遅れており、市販の検査薬を使用したところ、陽性反応が出たため産婦人科を受診しました。

生理周期や最終月経開始日からおよそ6週目だろうという判断でしたが、その後のエコー検査で胎嚢は確認できたものの胎児が確認できず、また1週間後に来てくださいとのことでした。ただその際に、通常であれば6週目くらいには胎児が確認できるはずであること、胎嚢だけが通常よりも大きく少し異常な状態であることから初期流産の可能性も考えておいてくださいと言われました。

その3日後、仕事中に出血がありました。量や血の色は通常の生理のときとほぼ同じ感じでした。出血があったときはすぐに受診するように言われていましたが、繁忙期で仕事を抜けられる状態でなく、また下腹部の痛みも生理痛と同じ程度で我慢できないほどではなかったためその日１日を過ごしました。

翌日は仕事が休みでしたが、受診した病院も休みだったため朝から安静にして過ごしていました。しかし、お昼頃から下腹部の痛みがひどくなり出血量も増え、血の塊が出てくるようになりました。その状態が1時間ほど続いた後、透明のゼリー状のものが血に混じって出てきました。その後は出血も腹痛も徐々に治り、流産したんだなとわかりました。

翌日、再度病院を受診しエコー検査を行いましたが前回見えていた胎嚢はすっかり消えており、完全流産と診断されました。その日に1週間分の子宮収縮剤を処方され、また翌週に検査を行ったところ子宮も妊娠前の状態にほぼ戻っているとのことでした。体調は出血のあった２日以外は特に変化はなく、流産後は腹痛も全くありませんでした。