妊娠８週での流産でした。

生理予定日を５日ほど過ぎたときに妊娠検査薬ではっきりと陽性反応が出ました。３人目だったので、エコーに写るくらいの大きさになってから産婦人科へ行こうと思っていて、すぐには病院へ行きませんでした。妊娠６週にさしかかるころ、少量の出血がありました。トイレに行った時にティッシュペーパーに少し茶色がかったようなピンク色のものが付く程度でした。真っ赤な鮮血ではありません。２人目妊娠のときも少量出血があったので、焦ることなく２日後の一般診察時間内で診察を受けに行きました。

診察した結果、ちゃんと妊娠しており、心拍も小さいながら確認できました。しかし通常よりも赤ちゃんの入っている袋（嚢胞）が小さいと言われました。おそらく出血したことにより固く小さく萎縮しているんじゃないかということで、出血を止めることが先決だと言われ、止血剤とお腹の張り止めの薬を処方してもらいました。

薬を飲み始めたら出血もおさまり、少し安心していたのですが、張りがきていた胸に張りがなくなってきたのを明らかに感じ、嫌な予感がしていました。

１週間後に再度診察をしたら、私が見てもわかるくらいに赤ちゃんの大きさに変化がありませんでした。むしろ少し小さくなってしまったんじゃないかと思いました。先生が言うにはまだかろうじて心拍確認できるのだけれど、おそらく数日後に心拍も止まって、そのうち出血が起きるだろうとのこと。この状態から劇的に回復する例は今までに見たことがないので、おそらく流産となって出血するでしょうとのことでした。

嚢胞が小さかったことと出血があったことである程度覚悟はしていたので精神的にはそれほど落ち込まずに済みました。

その後妊娠８週（診察から１週間後）あたりに血の塊が出ました。ズルん！と大きな塊が出てくるのがはっきりとわかりました。それ以降は通常の生理並み、もしくはそれよりも多い出血が続きました。３日後くらいにもまた塊が少しでて、だいたい１週間で出血はおさまりました。お腹の痛みは通常の生理痛くらいの痛さで、我慢することができました。

先生曰く、自然に全部流れ出てくれたおかげで手術することもなく済みましたので、不幸中の幸いですとのこと。残念ながら流れてしまったけれど、母に負担をかけまいと綺麗に流れてでくれたことで、親孝行な赤ちゃんだったなと思いました。