初めての切迫早産での体験

私は今まで特に大きな病気もなく、ましてや入院した事などなく至って健康な生活を送っていました。今の旦那さんとお付き合いをしていて1年半程の事でした。普段の生理は、多少不順ではあるものの、毎月来てはいましたが、その月は全然来る気配がなく、体調不良が続いたので、症状をネット検索すると、妊娠かもしれないと思い、簡易検査をすると、妊娠の陽性反応があり、彼に告げ、いわゆるできちゃった婚でした。彼の実家は、自営業でしたので、すぐに同居が開始し、毎日ストレスの日々でした。ろくに新婚旅行にも行っていなかったので、気晴らしになるとも思い、京都へ妊娠6ヶ月で旅行に行きました。京都の旅は、階段も多く、疲れました。移動距離も多くて帰宅時にお腹が張る感じがしました。帰宅して何日かして検診があったのですが、内診をしていて、医師に「これは、子宮頚管がかなり短くなっているから、安静にした方がいいです。うちに入院して下さい」と言われ、ウテメリンの点滴をしました。急だったので驚きました。それから、２日後、一時帰宅しました。しかし、お腹ご張る感じがしてまた病院へ行き、個人医院だったので、そこから大学病院へ回され、一ヶ月半程ウテメリン点滴をして入院しました。毎日寝て過ごすので、もの凄いストレスでした。血管も漏れやすく、気付けば注射痕だらけでした。食べたいものも食べられないし、苦痛の日々でした。大学病院が遠方だったので旦那は、毎週末来てくれました。平日は、殆ど面会も無くて、寂しい日々だったので、旦那がポータブルDVDと大量の海外ドラマのDVDを持って来てくれた事が唯一の救いでした。それから、37週で退院しましたが、点滴を抜いても全然大丈夫で、結局38週に入ってから、高位破水をして、陣痛促進剤を使用し、人口破膜させ、吸引、鉗子分娩で産まれました。産後も出血が多く大変な出産でした。