「安静にしてください」を甘く見て大変!
28週で切迫早産と診断され、仕事は休職して、おうちで安静にしててくださいねと言われました。逆子でお腹が張りやすくなっているとのことで、張り止めのお薬も処方されました。赤ちゃんは元気です、というお医者さんの言葉に安心し、家の中で普通に過ごしていました。家事は普通に行い、たまに買い物に出かけていました。それ以外の時間はゴロゴロしているからいいだろうと思っていました。
しかし、これが大きな間違いだということに気がついたのは、31週くらいでした。母親に安静と言われたら家事をしてはいけない、動いていいのは食事とトイレとお風呂だけ、後は横になっていなければいけない!と激しく叱責されました。正直それをお医者さんからおっしゃってくださればいいのに…と思いました。
夫の帰りが遅かったので、夕食作り以外の家事をやめ、それ以外の時間は横になるようにしました。体が元気なので、暇を持て余して1日がとても長く感じました。
もう時すでに遅し、34週の診察で子宮頸管が短くなっているので即入院を告げられ、そのまま自宅に戻らず入院となりました。点滴は24時間毎日、点滴の付け替えが夜中にあることもしばしばでした。当然昼夜逆転生活になってしまいました?お風呂は禁止、体を拭くのみ。シャンプーも10日に1回の頻度。1日の長さは自宅にいた時以上でした。面会時間も決まっており、帰りの遅い夫は平日は面会時間に間に合わず、とても孤独な入院生活を送りました。
37週と2日で急遽帝王切開で出産しました。入院生活はトータルでおよそ1か月。健康保険や出産一時金をフルに活用したものの、差額ベッド代が嵩んでとんでもない出費になりました。
妊娠中、安静と言われたら文字通り横になって安静にしてください!家事がたまっても仕事が急にできなくなってもおなかの赤ちゃんのいのちに勝るものはありません。私の場合、初産だったからなんとかなったものの、2人目以降の妊娠だともっと大変です。万が一の時のために下着などの入院準備は早めにしておくこと、上の子の預け先などを確保しておくことが大切です。