入院して寝たきり生活
「切迫早産です。早急に入院して下さい。」
主治医の言葉に唖然としました。2歳にもなっていない長男はどうしよう…フルタイムで仕事もしていましたので本当にパニック状態でした。実家に長男は預け、仕事の段取りをつけ、翌日入院。
毎日の点滴、ベットから動かない、トイレもポータブルトイレ、もちろん入浴も禁止。寝たきりの生活ってこんな感じなんだ…
1日おきに保健師さんが身体をふいてくれたり、1週間ごとに髪も洗ってくれましたが
人にやってもらうのって恥ずかしいし、かゆくてもなかなか言えません。
何よりも 苦痛だったのがポータブルトイレでの排泄。四人部屋だったので音も気になるし臭いも心配でした。たまりかねて主人にお願いして個室にうつらせてもらいました。
毎日の点滴も、もう針をさす場所がないくらい。血管も固くなるせいか看護師さんも点滴針をさすのが難しいんです。液がもれて腕が腫れたり、針をさすのを失敗することも。何日かは点滴針をさしたままなのですが、針の交換日がくるのが嫌でたまりませんでした。
1ヶ月の寝たきり生活でなんとか子宮口も現状維持。退院となりましたが、寝たきり生活のせいで足が弱り、階段をのぼれない!まさかこんなに体力が落ちるとは思いませんでした。
それから仕事も復帰できたのですが、早産すると思いきや41週になっても出てきてくれず、結局、促進剤をつかって出産しました。
こんなケース多いらしいです(笑)
次男は元気にすくすく成長しています。
保育器にはいることも覚悟していましたが、今や兄弟の中で一番ビックですよ。
無事に生まれるのか心配でしょうがないと思いますが、大丈夫。私はまだ出てこないでね。と、毎日お腹をさすっていました。入院もゆっくりお腹の中の我が子と向き合える貴重な時間だったと今では思います。
家にいたら、長男の世話や家事でそれどころではないですからね。