産後鬱の体験談
なんでもないことにも、泣いてしまう毎日
私が産後鬱になったのは、出産してから3ヶ月程経った頃でした。赤ちゃんとのペースには慣れてきたものの、家事は思うように出来ず、旦那さんが帰ってくるまでに、洗濯物を畳んでしまえなかった、おかずがまた同じようなものになってしまったと、落ち込んでいました。旦那さんにそれらを謝っては「気にすることないよ」と、言ってくれているのに、「全然出来ない。奧さん失格だ」と、思ってしまい泣いていました。また、旦那さんに少しでもきつい言い方をされると「私はダメだ。私が全部悪いんだ。」とまた、泣いていました。
赤ちゃんに対しても、夜中の授乳がうまくいかなかったり、抱っこしていてお布団に寝かせると泣いてしまうを、繰り返し経験しているうちに「母親失格だ」と思ったり、寝不足でイライラしてしまったり、越してイライラしている自分に重ねてイライラしたり、落ち込んだりもしていました。
ですが、どんなにイライラしていても、赤ちゃんは、無防備で私に全てを任せていて、たまにニヤリと笑って(それが意味のない反応としてのニヤリでも)くれて、そんな赤ちゃんの姿を見ていて、気分が上がったり、やる気が出たりしました。また、旦那さんに愚痴をこぼすと、論理的な反応が返ってきて、イライラ・メソメソしてしまうので、実家の母に愚痴を聞いてもらいました。そうすることで、すこしずつですが、気持ちも晴れやかになっていきました。
後輩ママへのアドバイス
赤ちゃんを産んで、育てると言うことは本当に素晴らしいことですし、いままで経験したことのないこと・気持ちの連続です。お母さんなんだから、ちゃんとしなきゃ!と思ってしまうかもしれませんが、赤ちゃんのペースに合わせて、赤ちゃんを想う気持ちがあれば、充分それで、ちゃんとしたお母さんです。
\ あなたも体験談を投稿しませんか? /