産後鬱の体験談
仕事に行かないでと夫に泣きついた日
産後鬱になったという自覚がなく、何をするのも何かしんどいなぁ…と思ったのが、息子が産まれて3ヶ月頃でした。
夫の仕事が激務で、朝は7時前に出勤して、帰ってくるのは夜11時半以降という日々。
育児は一人、もちろん家事も一人で全てやっていました。
「手伝って欲しい」という気持ちも無かったのですが、ある朝、夫が寝坊したんです。
私は息子が長い時間、ずっとおっぱいを離してくれなかったのでお弁当も作れませんでした。
寝坊した夫を起こすものの、連日の激務で起きてくれず。
私は起こしながら息子の授乳。
その日、私の中で「プツン」と切れてしまいました。
おっぱいをあげながら大泣きしてしまい、それにびっくりした夫は起きましたが、時間を見て「チコク!」と。
そこでまた悲しくなり、私は何なのか。
ただ家事をして、ただ育児をしているだけなのか。とかなりネガティブにしか考えられなくなっていました。
そして「仕事に行かないで!今日だけでいいから家にいて!」と叫んでいました。
息子はいきなりの私の大泣きにびっくりして一緒に大泣き。
その姿を見て、夫は「休みたいけど休めない!」とそのまま仕事に行ってしまいました。
今となっては夫も仕事で必死だったんだと思いますが、当時は「この人はまだパパになっていない」と感じ、そのまま母に電話すると、「お互いに良くないから、一泊でもいいから帰ってきなさい。」と。
そのまま荷物をまとめて帰りました。
産後鬱が治った!とハッキリ思えたのは、この事件の3ヶ月後に夫が転職した事がきっかけでした。
後輩ママへのアドバイス
初めての育児は孤独を感じたり、逆に周りの意見にイライラしてしまう事もあると思います。
辛い事も多々あります。本当にしんどくなる前に、他人で良いんです。市の保健師さんでも良いから、誰かに相談してくださいね。
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