産後鬱の体験談

産後鬱を侮らないで!

イタリアで初めての出産をしました。
子供と初めて過ごした夜に思ったのは、なんて頻繁に泣いて起きる子だろうということでした。事前に本やサイトで読んでいた3時間おきの授乳なんてものではなく、普通に一晩で10-15回くらいは泣いて起きていました。もちろん睡眠は全くとれず、疲労の蓄積が産後鬱の理由の一つです。

二つ目は合鍵を持っている義母がほぼ毎日家に来ることでした。「人の家の勝手がわからない」とのことで、義母が子供をみていて、私が家事、買い出し、掃除の合間に授乳をしていました。家の細かいことにも気の付く人なので、何日か同じシーツを使っていると指摘されるという具合です。言われないようにしなければと、これもストレスになりました。

三つめは旦那です。育児を手助けもしてくれるけれど、口も出すという人で、子供の夜泣きに起きてくれるけど、何で泣いているのか、自分は翌日も仕事で疲れているとよく小言を言われました。

私は帝王切開で出産し、産んだという実感が正直わかず、毎日昼夜を問わず泣かれ続け、義母や旦那にはなんでこんなに泣くのかと問われ続け、自分の子供とはいえ憎たらしい、この子さえいなければ何も言われなくてすむのにと毎日子供と一緒に泣いていました。

ストレスからか私も体調を崩し、原因不明の微熱が半年続きました。その間は体もだるく無気力、食欲もなくなり、家の中で天井を見上げたり、窓から飛び降りたら楽になるのかということを考えていました。

子供が二歳になった時、仕事を始め、「私と子供」の世界から外に出て、育児以外のことを考えたり、人と接することで、次第に鬱も緩和されたように思います。

後輩ママへのアドバイス

医療機関に頼る、一人の時間を作る、誰かに話を聞いてもらう、スポーツをするなど推奨されているものはたくさんあります。対処方法はみんな違うと思うので、子供と「にっこり」できるために、自分には何があっているのか自分自身と話し合ってみてください。

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