妊娠中期から出産までの便秘

私は妊娠するまで、特に便秘に悩まされた事はありませんでした。毎日朝決まって出るリズムができていました。妊娠がわかってから、食べていないと気持ち悪いつわりがあり、食事を取っていた為か、さほど便秘になる事なく初期は過ごしていました。お腹が膨らんできた妊娠16週頃から、お腹に力を入れるのが心配になり、便が出にくくなっていきました。妊婦健診を受けていた産院は便秘について早めに対処してくれる所だったので、相談してすぐに酸化マグネシウムという薬を出してくれました。一日3回3ヶ月分という風に多く処方してくれ、効き方は個人によって違うという事で、はじめは1日1回で様子を見ました。最初は効いてくるまでに4日くらいかかると言われ、その時間が長く感じましたが、1日1回を続けて4日目頃、適度に水分を含んだ便が出ました。それまで硬くなった便をどうにかして出そうと、長くトイレにこもる事もありましたが、する〜っと出ました。その後も体調に合わせて、水分を含みすぎた便の時は1日空けて飲んでみたりと、自分で調整していました。

妊娠27週に切迫早産で入院する事となり、便秘は悪化。入院していた病院に便秘の事と、酸化マグネシウムが処方されていて余っていた旨を伝え、服用しても問題ないとの事で、入院中も飲む事にしました。切迫早産での入院なので、動く事に制限があり、また他の患者さんと同じトイレを使うという事で、ますます便が出にくく気持ちも塞いでいったのを覚えています。入院前と同じように1日1回酸化マグネシウムを服用して、水分も多く摂るように心がけたら、便が出るようになりました。酸化マグネシウムは出産まで飲み続けました。お腹が大きくなってくるとお腹に力が入れるのが怖くて、余計に便秘になるので、酸化マグネシウムを処方されていて良かったです。