前置胎盤の体験談

不安だらけの初めての出産

私が前置胎盤と診断されたのは、妊娠30週に入った時でした。里帰り先の病院に初めて行ったところ、内診で判明しました。前置胎盤の場合は、個人病院では出産できないので大学病院へと紹介状を出されました。また出血すると大変危険なので、お腹の張り止めの薬も処方されました。それまで順調だと思っていたのに大変驚きました。

翌日、大学病院へ行きました。診察が終わると、いきなり来週から入院という流れになってしまいました。前置胎盤は、胎盤が下にあるため出血しやすく、胎児だけでなく、母体も大変危険とのこで安静にする必要があるとのことでした。つまり出産まで入院するということでした。しかも、帝王切開で陣痛がくる前に出産しなければいけないとのことでした。入院するまでは、お腹の張りを抑える張り止めの薬を処方されました。

それから長い入院生活が始まりました。お腹の張り、つまり陣痛がくると危険なので、ずっと点滴をしたままの生活でした。病棟内は自由に歩いて良いのですが、売店などがある他の階は車椅子で連れて行ってもらうのが基本でした。入浴は、2日に1回で、その時だけは点滴から解放されました。

入院中にしたことは、内診、超音波検査の他に、前置胎盤は大量に出血する可能性があるので、自己採血をし血液をとっておきました。400mlを2回採りました。献血と同じですね。

あとは、胎盤が癒着していないかの確認のためにMRIをしました。お腹が大きかったので、検査中に仰向けで寝てるのは、少し辛かったです。

それ以外は、ほとんどすることもなかったので、かなり暇でした。普段出来ない読者やDVD鑑賞をしていました。

幸い私の場合は、特に出血が起こることになく、無事に出産の日を迎えることができました。37週に入ってすぐの出産だったので、赤ちゃんは小さめでしたが、元気な女の子を産むことができました。

入院期間は、1ヶ月半ほどでした。

以上が私の経験した出産です。

後輩ママへのアドバイス

少しでも気になることがあれば、医者や助産師に質問した方が良いです。初めてのことなら尚更です。病院のスタッフとコミュニケーションもたくさんとっていた方が産むときも安心です。

また、初めての妊娠だとどの程度気をつければいいか分からず、無理をしがちにもなります。重い物を運んだり、動きすぎにも注意をした方が良いかもしれません。

旦那さんや周りの家族にも協力してもらって、赤ちゃんのためにもゆったりと過ごした方が良いと思います。

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