前置胎盤の体験談

前置胎盤と診断されて

私が前置胎盤とされたのは、妊娠8ヶ月の初めでした。

その時は、あぁそんなんだ。

と、あまり深くは考えていなかったです。なぜなら、まだまだお腹が大きくなるから、胎盤も移動していきますよ。と言われたので。

でも、何かあったらって思いは少なからずあったので、出来る範囲で安静はしていました。

妊娠9ヶ月になり、胎盤も少し移動していて、普通分娩で産めるかな?ってなりましたが、私が通っていた産院は個人病院のため、輸血が出来ないと言うことで、大学病院への転院になりました。

大学病院に行ってからは、前置胎盤での出産の話、また出産後の出血が止まりにくいと言うお話を聞きました。

子宮口の近くは、筋肉が少ないために止血しにくいそうです。

その為に、出産までは毎週の健診の度に、自己血を少しずつ取ってもらいました。

そして、ちょうど40週の朝に破水し、病院で診てもらったところ、子宮口からわずかですが胎盤が離れていましたので、そのまま出産になりました。

でも、ここからが大変でした。

出産の後、やはり出血が止まりませんでした。先生達が慌てて輸血の準備をしているのがわかりましたが、自分の指先から冷えてきているのがわかり、それから記憶はありません。気づいたらベッドでした。

見ると腕には管が付いていて、自己血を輸血をしていました。

後輩ママへのアドバイス

前置胎盤は、やはり不安や恐怖があると思います。でもその為にやれる事はあります。

私は、輸血の準備をしていた為に無事でした。

怖がらず、準備万端で挑めば大丈夫です。

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