胎盤も移動するのかなー。

私の場合、前置胎盤と言われたのは初期の16週のころでした。担当の産婦人科医から「前置胎盤と言って、胎盤が赤ちゃんの出口にかかってます。でも初期の前置胎盤はお腹が大きくなるにつれて移動する事が多いので、あまり心配しすぎないで下さい」と言われました。心配するなと言われても、1人目の妊娠ということもあり、不安でいっぱいでした。もうすぐ安定期ですが、あまり動き過ぎないように！とも言われ、外出や交通機関を利用すらのも怖くなりました…。それから安定期に入ってからも、前置胎盤の診断はずっと続きました。病院をかえて1度見てもらった事もありますが、やはり前置胎盤の診断は同じでした。安定期に入れば食欲も出てくるし、少し運動もして体重管理もしなければならない時期ですが、私の場合、ソファーに座ってばかりで主人にも心配し過ぎじゃないかと言われ、ケンカしたのを覚えてます。だいぶお腹も大きくなり、34週あたりになったころに、「このまま前置胎盤でしたら自然分娩は難しいので、帝王切開を計画した方が良いでしょう。」と言われました。「お腹がだいぶ大きくなってからはあまり胎盤が移動する事はない」とも言われ、帝王切開への不安がぐるぐる頭の中をまわりました。

しかし、36週を超えたころ、赤ちゃんがお話しを聞いていたかのように「胎盤が子宮口から2センチ上がってるので、このまま自然分娩でいきましょう！」と言われ、とても嬉しかったです。分娩は40週に自然分娩できました。でも、前置胎盤の影響？か、出血が多く胎盤が出てくるのも遅く、助産婦さんに手を突っ込まれて胎盤を引っ張り出されました。その時の痛さは…言葉にできません…。でも、赤ちゃんはとても元気に産まれてくれたので有難いことでした。前置胎盤には注意点がたくさんありますので、先生の話をよく聞いて出産に備えましょう！