前置胎盤の体験談

前置胎盤と言われて不安な日々

私が前置胎盤と言われたのは妊娠15週5日の妊婦検診の時でした。
その時出血などの体に異常はありませんでした。
担当の先生に、「前置胎盤になってるね。子宮の入口に胎盤がかかっているの。このままの状態だと出産はちょっと大変になっちゃうけど、最終的に妊娠32週に前置胎盤が解消されていれば大丈夫だから。」と言われ、一気に不安になりました。
きっと私は不安そうな顔が全面的に出てしまっていたのでしょう。
続けて先生から「これから子宮が大きくなるにつれて胎盤の位置も上がってくる場合も多いから、まだあんまり心配しすぎないでね。」と言われてしまいました。
ただ、あまり無理はしないよう言われたので、やはり私はとても心配になりました。
その次の4週間後の妊婦検診でもやはり前置胎盤と言われ、更に切迫流産まではいかないけれど子宮頸管が短くなってきていてるのでなるべく安静に過ごすよう言われてしまいました。
安静にと言われても1歳半の上の子のお世話もあり、なかなか安静にすることができなかったので、お腹の赤ちゃんがだめになってしまうんじゃないかととても不安な日々を過ごしました。
私はお腹が張りやすいようで、お腹がきゅーっと固くなると出血してしまうんじゃないかとか、いつも悪いことばかりが頭の中を駆け巡って精神的に不安定になっていました。
しかも近居のお義母さんにその話をすると、笑いながら「大丈夫大丈夫!」と一蹴されて余計落ち込んでしまったりと、ただでさえ妊娠中でナイーブな心がパリンパリンに割れました。
そんな心配で不安な日々を数ヶ月過ごして32週の妊婦検診の時に「前置胎盤はどうなっていますか?」と先生に聞きました。
先生からは「ちょっと位置がまだ低めだけど子宮口にはなんとかかかってないから大丈夫そうね。」と言われ、少しほっとしました。
結局出産時は出血量約800mlだったので、前置胎盤が解消されても胎盤が子宮口に近かったためか出血が多量でした。
その為貧血がひどく、出産後初めてのトイレでは吐き気をもよおして目の前が真っ暗になって倒れこんでしまいましたが、特に点滴等の処置はありませんでした。

後輩ママへのアドバイス

前置胎盤にならないために出来る事があるのかどうか分かりませんが、私は自分ではどうにもできない事だと思いました。
妊娠の早い段階で前置胎盤と言われても後期には解消されることも多いようなので、先生の指示に従ってなるべく心穏やかな楽しい妊娠生活を送れる事を祈っています。

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