妊娠超初期の出血の体験談

40代で!キセキの自然妊娠

わたしは20代後半で結婚してからというもの、なかなか赤ちゃんに恵まれませんでした。夫婦ともにありとあらゆる検査を受けてきましたが、ずっと原因不明の不妊に悩み、一時は不妊うつにもなり、夫婦の関係も長いことギクシャクしていました。わたしが30代後半に入ってからは、ふたりとも子どもはあきらめていたところへ、友人のアドバイスを受けて、ジムに通って私が体温を上げるための体づくりを始めたところ、その後すぐに奇跡的に自然妊娠することができたのです。妊娠は順調に経過して、40歳のとき帝王切開でさいしょの子を出産しました。出産後しばらくしてからまた運動をはじめ、2度目の自然妊娠をしましたが、妊娠4週目に生理痛のような痛みと、少量の出血がありました。医師からは出血から48時間は、とにかく安静にしてベッドにいるように言われ、2日は家事もほとんどせず家で静かにすごしました。出血もおさまり、その後はとくに何もなくすごしていましたが、6週目に入るある日、今度は痛みといっしょに大量の出血があり、すぐ病院に行きました。その日は診察と検査をうけて帰宅するよう言われましたが、その翌日にものすごい腹痛があり、かけつけた病院で流産が確認されました。さいごまで何とかなるのでは、という希望をもっていたので、この時のお腹の痛みと、流産という結果にガッカリして、病院では涙がとまりませんでした。すべての検査と処置が終わるまで、わたしが泣いていたので、担当の産婦人科の先生や看護婦さんが、妊娠はどんなに気をつけていても、お医者さんもお母さんも出産までは、見守ることしかできないこと、さいごまで順調にいくとは限らないから、原因を探してじぶんを責めたりしないように、とずっとなぐさめてくれたことを思い出します。

後輩ママへのアドバイス

とにかく妊娠期間は、ちょっとした痛みや出血など、異変があったら、すぐに医師に相談することをお勧めします。出血があったとき、まず病院に電話したところ、いつもみてくれる看護婦さんが出てくれて、私の場合はすぐに動かず、まず安静にし出血がおさまるのを待って、病院に来るようにアドバイスされました。またこの時は妊娠していたことに気づかず、ふつうに仕事をしていて、すごく重い物を高い位置までもちあげてしまったのが、のちの出血につながったと思っています。もし不妊に悩んでいる方がいたら、森三中の大島さんのように、妊活休みをとることもオススメです。この体験から妊娠の自覚がない超初期の行動が、その後の経過にすごく大事だと痛感しました。このあとでまた運動を再開していたある日、腰にちょっとした痛みを感じて、その週はムリせずジムに行くのをやめて、検査してみたところ妊娠していました。妊娠したい人は、普段からとにかく夏でも足もと、首回りお腹を温かくキープすること、体温をあげるために適度な運動を続けること、何でもいいので趣味などたのしい時間を作ると、いいと思います。私は流産したあとも、地道にそういう努力を続けて、45歳で第二子をぶじ出産できました。つらい体験をぜひ次の安心な妊娠ライフにいかしてもらいたいと思います。

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