戌の日ではない日に安産祈願
トラブル続きの妊娠生活の中で色んなものに祈る事の多かった私は、戌の日に安産祈願をする、という事は、大事なイベントだと考えていました。
参拝する予定の神社のホームページを見ると、戌の日カレンダーがあり、手軽に自分の妊娠の月齢に合う戌の日を調べることができたので、私も5か月にあたる戌の日を調べて、安産祈願に行く事にしました。
しかし、家族の都合や自分の体調で、戌の日のお参りが難しい状況でした。神社に問い合わせると、戌の日は腹帯を巻く日なので、神社へのお参りは戌の日でなくてもかまわないし、予約をしなくても毎日安産祈願できますよ、という返事を頂いたので、妊娠19週の、戌の日に関係のない天気も調子も良い日を選び、家族で参拝しました。
自分が日ごろ使っている腹帯を持参すると、お祓いしていただける、ということだったので私もお願いしました。
安産祈願の後、神主さんから、神様のところから来た赤ちゃんが産まれてお母さんの手に抱かれるまで、神様も一緒に見守りますよ、赤ちゃんを大事に心安らかに過ごしてくださいという内容のお話を頂き、大変心強く感じました。
後日、お祓いしていただいた腹帯にお守りを縫い付けて、戌の日につけました。不安ばかりの妊娠生活でしたが、お守りを手に、きっと大丈夫、守られているんだ、と思え、心が少し軽くなったので、お参りしてよかったなと感じました。
安産祈願自体は戌の日にこだわらなくても良いという話を聞き、自分の体調や家族の都合、天候に合わせてお参りできたことで、万全の体勢で臨めてよかったと思います。
まだつわりなどでつらい時期でもあると思いますし、戌の日に安産祈願に訪れる人は多く混み合うそうなので、調子が良い日を選ぶと、より祈願に集中できると思います。安産のための祈願ですから、お母さんの体を一番に考えて、無理をせずお腹の赤ちゃんや家族とよく相談してみてください。