戌の日の安産祈願の体験談

想像と違う戌の日のお参り

私の住む地域では、戌の日のお参りは妊娠5ヶ月にさしかかった、日柄の良い日(大安吉日)に地元の氏神さまへ行くのが習わしということでした。

事前に神社へ連絡し、必要なものを聞いたところ、さらしもしくは腹巻きと初穂料(夫婦の名前を記入したもの)ということで準備して向かいました。
腹巻きは赤ちゃん用品店で購入し、内のしを付けて持参しました。
当日、私は落ち着いた控えめデザインの膝下丈のワンピースにしました。
義母と主人はスーツでした。

お参りは主人と主人の母、私の3人(主人の父は仕事で来れず)で行ったのですが、私達の他に来られた方はいらっしゃいませんでした。
主人の母、主人の祖母も同じように戌の日のお参りで来られたという、由緒正しいと聞いていたその神社は、手水が止まっていて、水もすっかり枯れていました。
あまりの状況に不謹慎ながらも思わず笑ってしまいました。
口と手を清めないままに神社の内へと案内され、よく見ると女性の神主さんでした。
そういうものなのか、上品なのか、読経の声があまりに小さく、もはやお経を読んでないんじゃないかと疑ってしまうくらいでした。
また読経時間も10分程度と短く、世間話も一切されなかったため、あっさりと終わりました。

帰りにいただいたお守りの刺繍は大変立派なもので、それだけは満足できました。

また、出産は切迫早産で入院したものの、安産でした。

後輩ママへのアドバイス

今はお参りされない方も多いので、行かなくても問題ないと思います。
もし行かれる際には、雰囲気や内容などをしっかりと確認されることをお勧めします。
可能であれば、事前に下見に行かれると良いのではないでしょうか。
周りの方などで最近お参りされた方などに直接お話を聞けるのが理想ですね。

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