2249gで産まれた娘
妊娠35週と6日の朝、なんとなく下腹部の様子がおかしく朝方五時にトイレに行きました。
私は一人目の出産は破水からだったため、今回トイレでの状況は破水だとすぐに感じました。
病院へ電話をし、症状を伝えたところ、すぐに診察にきてくださいとのこと。
産まれるにはまだ一ヶ月と一週間ほど早い状況だったため、病院へ行くと、やはり完全破水の診断、さらには子どもが低体重なため、大きな病院へと移動となりました。
もちろん、救急車での移動。
破水してはいたが、ダラダラととまらないといったわけではなく、力を入れたり、体制を変えたりするときにどばっとでる感じでした。
大きい病院につくなり、同じように診察され、赤ちゃんの状態をみて、先生は「とりあえず赤ちゃんは元気です。2000gは超えているので、陣痛が自然にくるのを待ち、陣痛がきたら産みましょう」ということでした。
できれば、長くお腹にいるほうがいいのですということだったので、特別治療室での入院となりました。それから、12時間ほど何もなく、相変わらず羊水はたまにでてきてはいるといった様子でした。
しかし、夕方17時急に陣痛がはじまり、その1時間後に産まれてきました。
元気な女の子、ただ、やはり低体重出生児なため、すぐに抱くことができず、保育器の中となりました。
元気な事で安心はできたけれど、我が子の様子が気になり、落ち着いてはいられなかったことを思い出します。
その後母胎が落ち着き、車いすでnicuに移動して我が子に会いに行くことになりました。保育器で一生懸命に息をする姿に感動する反面、保育器の中にいれられる我が子がなんだか可愛そうに見え、涙がでました。
入院中は母乳を病室で搾乳し冷凍して、それを看護士さんが、我が子へと届けてくれるという流れでしたが、母乳もはじめはなかなか搾乳しずらく、飲んでくれたらどんなに楽かとも心が沈みました。
しかし、一生懸命な我が子も元気にいてくれたため、一週間ほどで、保育器からはでてくることができました。
私が退院後は一週間ほど母乳を毎日とどけ、我が子と会い、とても嬉しかったです。我が子の状態もよかったので、さらにはそれから一週間ほどで退院することもできました。
保育器で過ごす子どもを見るとなんとなく、辛く寂しい気持ちになりますが、これから先たくさん一緒にいることができると願い、母として頑張ってほしいと思います。