NICU入院(低出生体重児(未熟児))の体験談
NICUでの入院生活
私の娘は29週4日1122gの極低出生体重児で産まれました。原因は常位胎盤早期剥離という胎盤が出産より先に剥がれてしまう病気です。緊急の帝王切開で産まれましたが出生時、娘は心肺停止状態で心肺蘇生で息を吹き返してNICUに入院になりました。娘はNICUの中でも1番小さく油断できない状態で点滴は7種類程していました。その状態の娘を見たのは産んだ次の日でした。お腹の中でちゃんと育ててあげることができなかったとかなり後悔して保育器の前で号泣してしまいました。本来ならまだお腹の中にいるはずなのに自分のお腹はもうぺったんこ...涙が止まりませんでした。そんな時娘の担当の看護師さんが優しく話しかけてくれました。「この子はちょっとせっかちで早くお母さんに会いたかっただけだよ。お母さんは何にも悪くないよ。今、この子にできることはちゃんと食べて母乳を届けてあげること。そしてこの子に話しかけたり手を握ってあげることだよ。」それを聞いて心が軽くなりました。マイナスなことばかり考えるよりプラスに考えようって。それからは毎日のNICUでの面会も泣かずに娘に接してあげれるようになりました。お陰様で娘は心配してた脳出血や未熟児網膜症などもなく2ヶ月間の入院の後、退院時には体重は2540gにまで増えほんとにただ小さく産まれただけで元気に育っています。
後輩ママへのアドバイス
最初は心配や不安、申し訳ない気持ちなど色々あると思いますがそれは子供さんにも伝わってしまうと思います。お母さんはなるべく笑顔でできれば毎日少しでも子供さんに接してあげてほしいです。
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