NICU入院(低出生体重児(未熟児))の体験談
NICUは母親を育てる場所でもある。
2年前に28週で産まれた我が子は799gと1213gの一卵性双生児です。
双胎間輸血症候群の疑いがあり、妊娠中は2ヶ月間入院してましたが、羊水の差だけではなく体重にも差が出てきました。
そして小さい方の子に栄養がいかなく、心拍も落ちてきた為に緊急帝王切開になりました。
産まれてきた我が子は片手に乗るほど小さく、色はどす黒くて、自ら呼吸が出来ない為に呼吸器を付けて保育器へ。
それから退院まで3ヶ月間、NICUでお世話になりました。
毎日母乳を届けるだけではなく、保育器に入っている間は清拭やオムツ交換など、出来ることは少なかったですが、子どもたちと触れあえる唯一の空間でした。
保育器を卒業してコットに出てからは、カンガルーケアや沐浴、授乳など一気に出来ることが増えていきます。
ここまで来ると体重がしっかり増えて、何も問題さえ見つからなければ、退院まであっという間です。
うちの双子は未熟児網膜症と黄疸で引っかかて、退院が予定より少し延びてしまいましたが…。
NICU、GCUは治療ももちろんですが、先生や看護師さんと一緒に小さく産まれた赤ちゃんを育てる場所なんだなと感じました。
一緒に成長を喜んでくれる温かい場所。
初めはどうしようかと毎日泣いてばかりいた私を強くさせてくれた場所です。
後輩ママへのアドバイス
NICUに入院となると不安で仕方ないと思いますが、絶対に大丈夫です。現代の医学は凄いです。特に日本の未熟児に関する医療は世界でもトップクラスのようです。
先生や看護師さんを、そして我が子の生命力を信じてママも強い気持ちでいてください。
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