NICU入院(低出生体重児(未熟児))の体験談

38週1日に低体重児出産

38週1日で体重2410gの赤ちゃんを出産しました。低体重でかつ、体に臍帯が巻きついていたため呼吸が安定していないという理由でNICUに生まれてすぐNICUに入院となりました。臨月を迎え、正期産に入っていたため決して早産ではありません。低体重となった理由はわかりませんが、妊娠9ヶ月頃は赤ちゃんの体重の増加が少なめで妊娠37週で推定体重が2500gになったばかりでした。妊娠中、私も赤ちゃんも健康的に異常もなく、医師に指摘を受けたことはありません。出産後すぐに赤ちゃんの血液検査がありましたが、検査結果の数値に異常はなく、低体重出生となったはっきりとした理由はわかりませんでした。

NICUでの治療は保育器の中で点滴と酸素注入を受けるというものでした。入院中に私がしたことは毎日、赤ちゃんに会いに行ったことと産後2日目から母乳を搾乳し、届けていました。産後0〜1日は点滴とミルクで栄養を取り、酸素注入。羊水等を排出したこともあり、この時は体重は2300gでした。産後2日目は点滴を外し、ミルクと母乳(搾乳したもの)の混合となりました。この時はまだ酸素は注入していました。小柄ではありましたが、食欲旺盛でミルクや搾乳した母乳の飲みは良かったようです。産後3日目の夕方には酸素注入は終了。産後4日目には保育器を完全に出てNICUでの経過観察でした。経過も良く、産後5日目にNICUから退院しました。産後5〜6日は母子同室で看護師さんのサポートの元、お世話をすることができました。母子ともに退院する頃(産後6日)には体重2480gまで増加しました。

NICUに入院することが決まったときは、あと少し大きく生んであげられていたらと何度も自分を責めました。産後3日目にはじめて赤ちゃんの手に触れた時に「この子も頑張っているんだ」と強く感じることができ、「NICUに入院している間にママは体を休めてあげてね」という赤ちゃんからの優しさなんだとプラスに考えられるようになっていました。

後輩ママへのアドバイス

最近はネットで検索すれば色んな情報が手に入るので、妊娠中に気になることがあればネットで検索されることは少なくないと思います。私もそうでした。十人十色。人によって体調も赤ちゃんの成長速度も異なります。ネットの情報頼りにせず、妊娠中に気になることがあればかかっているお医者さんにきちんと聞くようにしてください。

妊娠中に無理をすると切迫流産や切迫早産につながる可能性があり、低体重出生にならないとは限りません。妊娠中は無理をしないようにしてくださいね。

参考になったらここをクリック(ログイン不要)
ありがとう!2 ありがとう
\ あなたも体験談を投稿しませんか? /
次の体験談へ
\ あなたも体験談を投稿しませんか? /