NICU入院(低出生体重児(未熟児))の体験談

赤ちゃんの生命力を信じる

第一子は33週位から子宮口がひらいてしまい36週で逆子でもあった為に帝王切開 で出産しました。早産でした。そして2年後第二子を妊娠。医師からは早産になりやすい体質だね、と言われていました。そうは言われていたものの上の子のお世話に毎回の検診も順調であった為に妊娠時はあまり早産とかの心配はしていませんでした。

そして32週の検診も無事におわり、その日は検診で疲れたせいか早くに就寝しました。

翌早朝、何か冷たい感じが気になり目が覚めました。トイレかなと思い急ぐと破水でした。前日の検診も順調であった為にもうパニックになりました。里帰りしていたため、すぐに母を呼び、病院へ急ぎました。

着くとすぐさま本当にこれが破水なのかを検査をしてもらうとやはりそうとの事で、

第一子が帝王切開だった為にすぐさま緊急帝王切開という形になってしまいました。

そのときは1日でもお腹の中に赤ちゃんをいさせてあげたいと医師に申しましたが、その望みはかないませんでした。

手術も無事に終わり、産まれた子は2121グラムしかありませんでしたが、産声が聞けたので、少しほっとしたのを覚えています。

すぐさま赤ちゃんはNICUに入院となりました。

医師からは不安になるような説明ばかりありましたが、担当の助産師さんはいつも「赤ちゃんの生命力はすごい」とはげまして頂いて、自分を責める毎日でしたが、赤ちゃんの生命力を信じてやれる事をがんばろうと前向きな気持ちも少しだけでてきました。

もちろん私が先に退院をする事になり毎日4時間おきに搾乳機で母乳を冷凍して赤ちゃんに届けていました。毎日看護師さんが、赤ちゃんの体重や様子をメモした紙をもらい、

勇気づけられました。頭の検査、目の検査、いろいろ不安もありましたが一ヶ月後体重も無事に一キロ増えて退院に至りました。今は元気に走り回るわんぱくな男の子に成長しています。

後輩ママへのアドバイス

不安で不安でたまらなくなるかと思います。自分を責めてしまうと思います。でもけしてお母さんのせいじゃあありません。どうぞ赤ちゃんの生命力を信じてください。

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