陣痛促進剤もむなしく帝王切開に

私は予定日を過ぎても、前駆陣痛もなく、産道も開かず何度か、子宮口を柔らかくする薬を点滴しましたが、それでも効果がなく、41週丁度で促進入院をしました。

朝から風船を入れられ、お腹にモニターをつけ、促進剤を点滴し、その日は終わりました。1日点滴しても、痛みも全くなく、促進剤を投与して意味があったのかどうかもわからないままでした。入院前から、赤ちゃんの胎動が日に日に少なくなっていく不安もあったのですが、考えすぎてストレスを溜めてもいけないと思い、その日は眠りました。翌日、念の為にとレントゲン撮影をしましたところ、赤ちゃんの頭が大きすぎて、骨盤を通れないことが発覚しました。週数も週数だったので、翌日に帝王切開が決まりました。帝王切開の前日夜から、絶飲食が始まり、早朝から座薬やら尿管やら点滴やらと、身体中に薬や管やらで、恐怖心しかありませんでした。麻酔の副作用で、激しい頭痛や嘔吐、そして高熱と結構な修羅場でした。産後も点滴や注射を毎日欠かさずで、体はボロボロでした。いきなり貧血やら高血圧やらに見舞われて、食事制限も厳しくなり、入院生活はストレスとの戦いとなりました。看護師さんに、暖房を28°cに上げられたり、ベッドを起こして寝なさいと指導されたりもしんどかったです。