陣痛促進剤が効かないの体験談

陣痛促進剤を打っても微弱陣痛のまま

妊婦検診の時に、近くの妊婦さんたちが、「陣痛促進剤を打つと、ありえない痛みが急に来るからやめたほうがいいよ。」という会話は聞いていました。私が、主治医の先生から陣痛促進剤の投薬を進められたときは、打つか打たないかなどの選択肢はありませんでした。
陣痛促進剤を打たれたのは、お産の時でした。子宮口が10センチ開いても微弱陣痛で、5分間隔でしか
陣痛が来ていなかったため、主治医の先生から勧められました。
この時の赤ちゃんは、心拍が低下しており、頭の向きが少し明後日の方向を向いていて、首にへその緒が1回転していました。痛いことは知っていましたが、早く産んであげたくて、すぐに投薬をお願いしました。1袋点滴を開けましたが、まったく陣痛が来ずにいたため、結局2袋投薬されました。それでも陣痛は
5分間隔どころか10分へと延びてしまいました。明け方に分娩台に上がったので、先生もほかの妊婦さんと並行して見ていただいたので、あまりの微弱陣痛で1人の看護婦さんがついていてくれるだけでした。ただ、分娩台に上がる前にすでに破水していたため、お産を進める以外に選択の余地はありませんでした。
陣痛促進剤を打ってから、赤ちゃんの心拍も更にに低下していたため、恐くなって助産師さんに切ってでも強制的に産ませてほしいとお願いしました。
助産師さんに伝えてから、先生たちが集まってきて、先生一人がお腹を押し、一人の先生が会陰切開し、もう一人が吸引機を操作し、もう一人の先生が胎児の頭の向きを変えてくれました。会陰を広めに切って手を入れて向きを変えていました。そのほか、汗を拭いてくれる助産師さん、胎児を取り上げてくれた助産師さんなど、10人以上の先生と研修医の方に対応していただいて、ようやく産みました。押してもらわなければ産むことはできなかったと思います。
お産の最中は、痛みなどはなくて、無事に産むことだけに必死でしたが、出産直後は足が氷のように冷えて、痛み、目の前はオレンジ色がかかったようでした。正直、看護婦さんに「強制的に産んでほしい」と言わなかったらどういった処置になっていたのか気になります。

後輩ママへのアドバイス

「陣痛促進剤を打つと、すごく痛かったから、やめたほうがいい」という会話を病院内で聞きましたが、
効果の有無は打たなければわからないことと、お産の最中は赤ちゃんも母体以上に頑張っているので、
赤ちゃんを最優先で考えてあげないと、赤ちゃんもつらいのではないかと思いました。

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