生理痛の重たいのがきたな〜、ぐらい。
予定日を過ぎても陣痛や破水などが一切なかったため、お医者さんに「もう出しましょう」と予定日の一週間後の早朝よりスタート。「ゆっくりとですが徐々に薬を強めていきますよ」と看護師に言われ、赤ちゃんに会える期待半分、痛みへの恐怖半分でドキドキでした。
最初は薬が微弱なために痛みらしい痛みもなかったのですが、数時間たつと腰がゆっくりと痛みだしてきました。が、耐えられる痛みで「まだまだこんなものじゃないはず」と夫に腰をとんとん叩いてもらいながら我慢。そのうち腰の痛みは生理痛のようなお腹が重たい感じに変わってはいきましたが、まだまだ堪えられる程度。それよりも、膣を広げるために入れていたバルーンが膣が広がらないため抜けず、それを看護師から告げられる都度「まだ産めないんだ…。まだ痛くならないと…」と絶望感でいっぱいでした。促進剤投与から6時間以上たった時にお医者さんから「もう薬の強さはマックスなんです」と言われ、「えっ、この程度の痛さなの?」と思いました。普段から生理痛が強かったためか、痛いけど我慢できる感じでした。
「このまま促進剤続けても赤ちゃんが辛いだけ」と説明を受けている最中、急に赤ちゃんの心拍が下がり急きょ促進剤投与を中止、私は苦しくないけど酸素マスクをつけて安静に。
その日は結局そのまま安静にすごしました。
その後、お医者さんから「42週まで自然に陣痛が来るのを待ってみるか(こなければ帝王切開)、それともすぐに帝王切開するか」と選択をせまられ、41週に入っているプレッシャーから即・帝王切開を選択し、我が子に会えました。
促進剤は、まわりからは「辛い」「きつい」と聞きますが、私は「堪えられないほどではない」でした。もしかしたら生理痛に慣れていたためかもしれません。痛みに対するこらえ性は人一倍弱い私が耐えられたので、微弱陣痛とかで痛みを長引かせるよりは「どんっ」と痛んで終わる方が楽かもしれません。