まだ出てきたくない？

一人目での出産で経験した話です。

３７週と３日に夜中、じんわりと生理痛の様な痛みを感じ始めて陣痛間隔があっという間に１０分間隔に…病院へ着いた私はとにかく看護師さんの指示に従うことに必死！！赤ちゃんが出てきたくて陣痛というものが来るものだとばかり考えこんでいた私でしたが、まだ子宮口が１センチ２センチくらいしか開いていないことが判明。出産までまだ時間がかかるということもあり、子宮にバルーンを入れることに…子宮口が少しずつ開いたところで看護師さんの『促進剤入れますね〜』の言葉に覚悟を決めたのですが…。『あれ？』促進される感覚はなく、１０分間隔の陣痛が痛みを増すわけでもなくて１０分間隔が続くだけ。休憩しながら促進剤をまたチャレンジ…お腹の赤ちゃんはまだお腹にいたいのだろうか…陣痛は促進剤の効き目なのか３回目にはやや強めの痛さに…私も頑張るけれど、お腹にいる赤ちゃんも頑張っているんだと自分に言い聞かせて陣痛の痛みに耐えながら呼吸を整えてながら赤ちゃんを待ちました。子宮口が開いたことを確認した後に分娩台へ運ばれて最後の力を振り絞りました！赤ちゃんの泣き声に我にかえりましたが、促進剤からの陣痛の痛みを耐え抜いた身体は安堵からか全身脱力状態…。夢の様な時間を過ごしたのを今でも覚えています。