帝王切開で人生初の浣腸を経験しました

私の出産は帝王切開でしたが、帝王切開手術の準備として、前日夜からの絶食、陰部の剃毛、腰椎麻酔注射を打つため腰あたりの剃毛、そして浣腸がありました。これらはすべて、自分が望んだものではなく、病院側から指示されたものでした。
浣腸はそれまでの人生で経験がなく、初体験でした。浣腸は、肛門から直接薬剤を投与するため、自分ではなく看護師さんにやってもらいました。ベットにくの字で横になり、挿入していただくのですが、はじめは、痛くないか、入れた刺激でガスが出てしまわないかなど、とても緊張しましたが、緊張で力が入っていると挿入しにくいので、力を抜いてくださいと言われ、一気に挿入。挿入自体は痛みを感じることはありませんでしたが、はやり違和感はありました。
挿入後、10分間は我慢するように言われたので、我慢していたのですが、5分経過したあたりでお腹がギュルギュルし始め、我慢の限界が来たので、慌ててトイレに駆け込みました。ギリギリセーフで間に合いましたが、滝のような勢いで便が出て、止まったと思っても、またギュルギュルして出して、止まって出してと、4回ほど繰り返しました。ようやく腹痛もなくなり、病室に戻り、その後は尿管にバルーンを入れ、いよいよ手術という流れでした。
絶食と浣腸をする理由は、胃を空っぽにして、手術中に嘔吐してしまうことを避けるためだと説明されました。