発達障害の診断の体験談

偏食が発達障害とは…

息子は色々なことに興味があり元気に動き回り昼寝より遊びたい方が勝つような子でした。

離乳食を終え普通食になった一切前後から、食に対して拒絶することが多くなり好き嫌いの多い子と思って育ててきました。

最初の子だったので神経質になってしまい、つい無理矢理口に入れて食べさせたり、食べないことへのイライラがつのり怒鳴り散らすこともありました。

そのまま幼稚園入園を迎え、お弁当と給食の選択肢がある幼稚園を選びました。

お友達と一緒になら食べられるようになるかもしれない、無理矢理給食にしてしまえばお腹すいて何でも食べるかもしれないと期待しての入園でした。

先生にも相談しましたが、幼稚園が楽しいと思えることが大切なため、まずは食べられるものでお弁当を作った方がいいとのアドバイスをいただき、そのような形をとりました。

4才になる少し前に幼稚園でかけっこをして転んだのをきっかけに、治っているのにいつまでも片足をひきずりながら生活している息子に違和感をもち、保健センターに相談しました。そこで、発達センターに行けば専門の方がいるから…と紹介していただき、こども発達センターにいきました。

様々な試験をし足を診ていただき問題ないとのことでしたが、その時に「他に子育てで悩みはないですか?」と声をかけていただいたので好き嫌いが多くほとんど食べられないという相談をしました。

言葉も遅かったり、落ち着きかなかったりしたのでその事も相談をしたところ訓練に通うことをすすめられました。

それから言語訓練と作業療法を月に1度行いながら幼稚園3年間を過ごしました。

途中で何度か相談を重ね発達障害の話もしましたが基本的に発達センターなどは軽く発達障害という言葉はだしませんし様子を見る日々でした。

偏食は専門の方がいるわけではないので無理矢理食べさせるのはやめた方がいい…というアドバイスをいただきながら様子をみてきましたが、小学校入学前にしても全くよくなる傾向がなく、偏食を相談できる病院があれば紹介していただきたいと発達センターにお願いし、紹介状を持って病院に行き相談しました。発達センターでは知能テストも年に1度行っていたのでその結果や子供の様子などを話したり見ていただいたりして、自閉症スペクトラムとADHDの傾向が極めて強いと診断をいただき対応の仕方などアドバイスをいただきました。偏食は自閉症スペクトラムの症状のひとつなのだそうです。

診断を受けてから本など読みましたがその中にも記載されていました。

後輩ママへのアドバイス

何がきっかけで発達障害と関わるかなんてわからないな…って思います。

私はたまたま息子が足をひきずり直らないことから発達センターと出合い沢山の方々に相談させていただき今があります。

「発達障害」という言葉を受け入れられない、拒否して無理矢理周りの子達に合わせるような子育てをしている方も沢山いるそうです。

子供がこれからの長い人生を上手く生きていけるようサポートすることが親の努めだと思いますので、少しでも心配があるなら次の一歩を踏み出してほしいです。

発達障害と認めた時に親も子供も楽になれました。

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