発達障害の診断の体験談

それでも産みたかった

もともとお腹の中にいる時から一つ病気があることを知っていましたが、出産を選びました。

その為、羊水検査もしました。結果は染色体異常がわかりました。均衡型転座という特殊な異常で見た目は病気なんてわからないくらいです。医者からはやはり覚悟の気持ちを持ってもらうようと言われていました。エコーで見るたんびに心臓がしっかりしていて、心音もしっかり聞こえてくるのに諦めれますかね。無理ですよ。母親にしかわかりません。予定日より2週間ほど早く帝王切開で生まれました。その時に鮮明に覚えているのは産声がなかったんです。瞬間絶望的になりましたが、そこは大丈夫でした。でも周りに見えた先生や、看護師の『おめでとうございます』の言い方はいかにも申し訳なさそうでした。月日は経ち、発達に関しては通常のほぼ1年遅れています。誕生してから月齢としては6ヶ月頃から疑問を抱くようになりました。検診では最初から発達は遅れると指摘されてましたので、とはいえものすごく不安でした。頭の病気だったため出産後翌日手術し、経過はCT MRIなどでみていきました。手術は成功しました。今現在はもうすぐ2歳になりますがやっと自分で立つことができるようになりました。発達は遅れていますが長い目で見守ろうと毎日毎日思っています。

後輩ママへのアドバイス

母親にしかわからない気持ちというものがあります。妊娠5ヶ月で病気がわかり、医者からは中絶も選択のうちに入れてくださいと言われた経験があるので、私は賭けではないですがそのぐらいの思いで産みましたので、命の大切さをしっかり頭に叩き込んで欲しいです。

子育ては簡単ではありません。手がかからないなんて言ってみえるお母さん方みえますが、甘く考えていては育児放棄してしまう可能性もあるこの現代。ママというこの響きがいいですよね。現実はご飯を食べたのに食べた気がしない毎日です。

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