発達障害の診断の体験談

ゆっくりでもいい、あなたの笑顔をお母さんがずっと守っていくよ。

現在5歳になる娘の様子が気になり始めたのは一歳半くらいの頃です。一日何度も意識が遠のく時があり、その間は動作が緩慢になり、会話が不自然になります。かかりつけの小児科に相談しても様子を見ましょうと言われましたが、ようやく三歳の時にてんかん専門医にてんかんと診断されました。てんかんの子には発達障害が伴うことが多いそうです。娘の場合は薬で症状がおさまるまでに一年近くかかりましたが、症状がおさまってほっとしたのも束の間、次にやってきたのが他の子との違いです。四歳になり、周りの子は大人が見ても何の絵か分かる絵を描くようになります。でも娘はいつまでもぐちゃぐちゃと塗りつぶしただけの意味のわからない絵を描いていました。日中のおもらしも毎日のことでした。飛行機の音を異常に怖がり、パニックになって外遊びもままならない、ひどい偏食…と、気になる要素がたくさんあり、てんかんの主治医に相談したところアスペルガーの可能性を指摘されました。主治医の紹介で療育に繋がり、現在は週2回通っています。療育の先生には視覚認知力の不足を指摘され、ビジョントレーニングを中心とした作業療法を受けています。療育を開始して半年の現在は視覚認知力はかなり伸び、意味の分かる絵を描くようになりましたが、想像力や理解力は不足していて、指示されたことを理解して実行することなど、まだまだ多くの課題を抱えています。5歳二ヶ月の時に田中ビネーを受け、結果は89、広汎性発達障害と診断されています。

後輩ママへのアドバイス

娘の場合は表面上の発達には全く問題がなく、小児科医や周りのママ友も発達障害だとは思っていません。母親だからこそ感じる「あれ?」という感覚は大切です。心配しすぎるのは良くないですが、早期発見・早期療育が大切なので、少しでも違和感を感じたら相談した方がいいと思います。「大丈夫ですよ」「様子を見ましょう」という人に出会っても、違う意見を言う人もいるので多くの人に相談すべきです。

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