発達障害、療育からの診断
子ども(女児)が保育所に入所後の内科健診で、嘱託医から受診を勧められました。当時3歳5ヶ月位でしたが、自分の名前が言えなかったようです。
普段は言えていたし、おとなしい性格なので、人見知りでもしていたのだろうと、すぐには受診しなかったのですが、再度保育所からも勧められようやく受診する決心がつきました。
今思えばもしも障害がわかった時に、現実を受け入れる勇気がなかったのだと思います。
4歳になり小児科で受診後、療育センターに通う事になりました。
検査では心理よりも言語が遅れているとの事で、2ヶ月に1回の訓練をしました。
この頃は日常の会話は普通に出来ていましたが、少し複雑な質問やゲームのルールを理解する事が難しい様子でした。
5歳半で療育センターにて最後の検査を行いました。
検査員が初対面だったこともあり、数値はかなり低めに出てしまったと思います。
診断名は「境界域精神発達遅滞」でした。
・言語理解は低いから平均の水準
・知覚推理は低いから平均の水準
・ワーキングメモリーは非常に低いから平均の下の水準
・処理速度は非常に低いから平均の下の水準
以上の結果が出ました。
この事を踏まえ、養護教育相談にも行きました。この機関は保護者の希望があれば就学後、学校とコンタクトを取り、子どもが学校生活を送りやすい様はたらきかけてくれる、というものでした。
現在6歳9ヶ月。
療育センターは5歳9ヶ月で終了し、普通学級で小学校生活を送っています。
少しのんびり屋で、行動がゆっくり目ですが、先生方のご協力もあって今のところ問題なく過ごせているようです。
親の欲目ですが、発達障害が気にならないほど、思いやりのある心を持ち、真っ直ぐ育ってくれていると思います。
もしかしたら、今後生きづらさが問題になるかもしれませんが、親子でひとつひとつ解決していきたいです。
障害を個性というには、少し乱暴な考えだと思いますが、我が子はどんな子でも我が子。
思いっきり愛してあげてほしいです。
私からアドバイスなんておこがましいので、みんなそうだったらいいなぁという希望です。