陣痛時の呼吸法の重要性

出産までに25時間かかりました。


出産日の2日前から陣痛のような痛みがあり、陣痛アプリで計測を始めました。

痛みに気付いたのは午前3時。

痛みは30秒〜1分程度。間隔はバラバラ。

その日1日はずっとその様子で、痛みはあるものの時間も間隔も定まらず今日はまだかな？と思いとりあえず寝ることにしました。

寝る直前に母と、

「こういう場合ってさ、夜中に破水したりするよね。本当にそうなったりして笑」

なんて笑いながら話して布団に入りました。(里帰り出産です)

日付も変わり、時刻は夜中12時半。もう寝ようと目を閉じた瞬間、


ドンッ


とお腹の中で鈍い音。

なんだろう？と思った直後にじょろろろろ〜っと生暖かい感覚が。

すぐに破水だ！！と気付き母の部屋へ。

とりあえず夜用のナプキンを当て病院へ電話。

すぐに来てくださいと言われ入院道具わ引っ掴んで病院へ向かいました。


着いてすぐに陣痛室に入れられ、内診。

子宮口はまだまだだね、指にも触れないから。12時間以内に陣痛が来なかったら誘発しますね。と言われとりあえず待ってみました。

すると夜中2時くらいから今までとは少し違う痛み。間隔は10分。

おおー！いよいよきたー！！なんて、まだまだその時は余裕でした。

本格的に痛くなってきたのは夜も明けて10時頃。間隔は5分ほどでしたが、どうにもこうにも痛くて1人では耐えられない。母に「早く来てー！」なんてLINEを送りひたすら悶えていました。

到着した母は、私を見るなり助産師さんを呼びに行ってくれてすぐに内診をしてもらいました。

その段階で子宮口3cm。

まだまだ痛くなるのかぁー、とその時既に泣きそう。

その後どんどん痛くなり、ベッドの上で大人しくしている事も不可能になり、立ってベッドの策に手をついてひたすら耐える。

午後6時。今までよりも一層強い痛みに襲われ、私号泣。もういきみたいー！！と叫ぶと先生が飛んできてくれました。

すぐさま内診してもらうと、子宮口はなんと4cm。

あれから1cmしか開いてない……。

私は絶望し、泣きながら腹を切ってくれと言う始末。(今思うととっても情けないです笑)


後に分かったのですが、微弱陣痛だったようです。(微弱陣痛であの暴れっぷり……)

めそめそと泣く私に助産師さんは付き添ってくれて、呼吸の仕方、いきみ逃しの仕方を指導してくれました。


これが凄くて。呼吸の仕方を変えただけてわ暴れまくってたのがウソのようにしっかりいきみ逃しができるようになりました。

深夜12時の内診で、5cm。多分明け方くらいには出てくるかな？頑張りましたね！なんて言われたけれども、明け方ってあと何時間あるのよ？！と私は意識朦朧でした笑

しかしそこからが早かった。

午前2時。今までとは比べ物にならない痛み。理性なんてどこへやら(元からあったのかどうなのか)ベッドの上で暴れる暴れる。

自分で分かりました、赤ちゃんもう出たがってる！！

急いで内診してもらうとなんと全開。今度は助産師さんたちが慌て出しました。

分娩室に移動します！車椅子用意して！なんて言ってるけども、そんな事はよりも早く出したい！私は歩いて隣の分娩室へさっさと移動。

分娩台に上がりモニター付けたり脚にカバー？付けたりなんて色々してますが、こっちはそれ所ではなくもう出したい！

先生の到着も待たずにいきみまくってしまいました。

結果、会陰切開も間に合わず分娩台に上がってからは20分でスルッと出てきてくれました！


赤ちゃんは上手に出てきたのですが、私が喚いてばかりだったので、なかなかお産が進まなかったようです笑