切迫流産の体験談

切迫流産

私が切迫流産と診断されたのは妊娠8週目でした。
妊娠がわかり、喜んでいたある日 黒っぽい出血がありました。鮮血ではなく、お腹の痛みはなかったものの、2度の流産の経験から 慌てて病院に駆け込みました。内診してもらうと、赤ちゃんの心拍は確認でき、鮮血ではないものの、切迫流産のため絶対安静と指示が出ました。鮮血でないことに安心しましたが、いつ出血がひどくなるか、腹痛がおきるのでは?と心配することは増える一方でした。2日後 出血が多くなってるのでは?と感じ、次の検診までにもう1度通院しました。
先生からは「前回の妊娠と違って、赤ちゃんは育ってる。今 不安なのはわかるけれど、動かず赤ちゃんのためにじっと安静にしていることが今は大事だよ。もっと赤ちゃんの生命力を信じてあげて!」と言われました。その言葉を聞いて 私が赤ちゃんを信じてあげられなければ他に誰が信じてくれるの?と思い直し、次の検診まで 実母に家の事を全面的にお願いをして過ごしました。この時期はトイレに行くのも 嫌で、出血が止まったか気になってしまい辛かったのを覚えています。また、妊娠の初期すぎて飲める薬もなく、赤ちゃんの生命力だけが頼りだったので、毎日1日がとても長く感じました。夜も昼も全然眠くならず、携帯で切迫流産について調べては不安になるを繰り返していました。出血は4日ほどでおまさりましたが、大事をとって 次の検診までは実母に甘えさせてもらいました。そのおかげか、次の検診では、子宮内に出血の残りもなく、赤ちゃんも少し大きくなっていることが確認できました!9週の終わりには切迫流産診断も取り下げられ、そこからは出産まで赤ちゃんは無事に日々大きくなってくれました。
自分では痛みもなく、どうして出血しているのか、子宮内の赤ちゃんがちゃんと生きているのか、わかるすべがないのが不安で不安で仕方なかったです。時にすれば短いかもしれませんが、とても長く感じた出来事でした。

後輩ママへのアドバイス

今は携帯で様々な情報をいつでも調べられる便利な時代ですよね。でもその一方で、調べれば調べるほど 変に偏った知識が身につき 不安にかられてしまうことも多くあります。私はあまりに不安になりすぎて、携帯を触るのをやめました。楽しい話のDVDをたくさん見て辛い時期を過ごすようにしました。他に気が向けば
物事の見方も変わることがあります。あまり 思いつめずに過ごせる工夫もこの経験から学びました。

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