自分の体が丈夫だと思っている人ほど要注意
妊娠6か月22週のある夜に、急にうずくまって動けなくなるほどの腹痛になりました。10分〜20分ほどうずくまっていると、冷や汗がでていましたが少しずつ痛みが治まってきて、ぎゅるぎゅる…と便意を催し、下痢をしました。便秘だったのかなと思ったのですが、異常なほどの痛みだったので、念のため、翌日病院に行きました。6か月だったので、妊婦検診では腹部のエコーのみでしたが、腹痛を伝えて診察に行くと、膣内エコーで子宮頚管の長さをチェックしてもらいました。その日の診断では、子宮頚管の長さは通常通りなので、問題なしとのことでした。1週間自宅安静にして、1週間後に再度子宮頚管の長さの様子を見ることになりました。仕事は休むよう指示があり、できるだけ自宅で寝ているだけの生活をしました。おなかの張りを抑える薬をもらい、毎日6時間おきに飲みました。1週間後の診察でも子宮頚管の長さに変化はなく、「大丈夫ですよ」と笑顔で声をかけてもらいました。その後、お医者さんにはできれば張り止めの薬を処方しているので、仕事は休んだ方がいいかも…と言われましたが、これ以上休めず、仕事に復帰しました。自分でも22週の時の腹痛を大ごとに考えておらず、「切迫流産」ということを受け入れられませんでした。仕事を休まなければならないことばかりに気に取られてしまい、上司にも適切な説明をできませんでした。診察の結果は、子宮頚管の長さもおなかの張りも問題なかったのですが、体的にも精神的にももう少し安静にしても良かったかな、と思います。
お医者さんは直接「切迫流産」ですね、といった診断はしません。おそらく、妊婦にあまり心配をかけたくないため、刺激の強い「流産」といった言葉を使わないようにしたいるのかもしれません。自分は大丈夫と思わず、赤ちゃんのためにと常に思って大事にしてください。