切迫流産の体験談

切迫流産

私は妊娠後も仕事を続けていました。
基本立ち仕事で、後輩は気を使って座るよう声をかけてくれますが、先輩の前では
妊娠を言い訳に休んでると思われたくなかったので必死に立ち仕事をしていました。
妊娠19週のとき、職場の機械の調子が悪くなり、業者に点検してもらうために
機械を廊下へ移動していまいした。かなり重い機械でしたが、先輩方は機械が故障したことで忙しく動いており、頼る人もおらず
自分で廊下まで移動させていました。
その後お腹が締め付けられるように痛みはじめ、最初は休みながら移動させれば痛みが引いてくれていたのですが、廊下にやっとのこと移動したあとは、座って休んでも痛みが引くことはなく。
ひきつった顔で座っている私をみた後輩が
「痛むんですか?大丈夫ですか?」と声をかけてくれ
「大丈夫だよ」という私に「大丈夫に見えませんよ」といい、上司を呼んできてくれました。
ちょうどシフトの終わる時間だったのでそのまま病院へ電話し受診することに。
病院へ行き、先生が私のお腹を見た瞬間に
「張ってるじゃん!なにしたの!?」と怒られました。
そこでやっとこの痛みが張りなんだと自覚しました。
腹部エコーをやっている間もお腹は前にせり出て、カチカチでした。
しばらく横になっているとだんだん痛みが引き、お腹もやわらかくなりました。
かなり張っているということで「切迫流産」と診断されました。
「子宮頸管は短くなっていないから入院の必要はないが自宅で安静にしていなさい」
翌日から仕事は休職、自宅では張り止めを1日4錠内服。痛みがなければ入浴可
食事、トイレ、お風呂以外はベッド上安静と言われました。
2週間後に再検診して、張りが引いていれば仕事復帰可能と言われましたが、
2週間後の検診でも診察台への少しの移動でお腹が張ってしまい、医師から
「仕事復帰は無理。安静は少し動いてもいいけど張るなら休むこと」と言われました。
その後の検診でも子宮頸管は短くないものの張り止めを少しでも減らすと(1日4錠から1日3錠)
すぐに張り出すため、仕事はそのまま退社となりました。
36週で医師が「もう産まれても大丈夫」と言っていただけるまで、自宅安静と張り止めの内服は続きました。

後輩ママへのアドバイス

初めての妊娠だとなにが張りなのか全然わかりませんでした。
きっとわからず、無理している人もいるのだと思います。
これくらい大丈夫と思っていても、張ってしまうこともあります。
私もそうでした。妊娠、出産した他の先輩が動いていても平気だったから大丈夫。
そんな風に思っていました。
でも切迫流産になりやすい、なりにくいは人それぞれ違うようです。
他の人と比べず、腹痛がある場合はすぐに休み、病院で受診するようにしてください。
私の場合は子宮頸管が短くなかったので入院はしませんでしたが
切迫流産で出産まで入院した方をたくさん知っています。
切迫流産は一度なると治りません。とくに子宮頸管は短くなると戻らないんだそうです。
張り止めは、手の震え、動悸など副作用も強く出ます。
まずは切迫にならないように、重いものは持たない、あまり走ったり、歩き回ったりしない、腹痛があるときはすぐ休むようにしてください。

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