まさかの切迫早産、不安だらけの絶対安静。

私が第一子の妊娠に気付いたのは3週目に入った頃でした。

結婚して1年が過ぎ、そろそろ子供欲しいと思っていたので、妊娠を知らせると主人もとても喜んでくれました。

6周目になった頃、つわりも殆どなく、いつも通り仕事に向おうと車に乗ろうとした時、下腹部に違和感を感じました。激痛ではなかったので確認するのは職場のトイレにしよう、という程度であまり問題視せずに車に乗り込みました。しかし運転中に生理の時のような下着にバシャと血が出るような感覚がし、「これはマズイ！」と思い慌てて産婦人科に急ぎました。

診察室に入るまでは心配で頭が真っ白。どうしてこうなってしまったのか、、ただただお腹の中の命の無事の事だけを祈りました。

診察の結果は切迫流産。流産と言う名が付いてるだけで血の気が引きましたが、流産しかけているが赤ちゃんは元気、という先生の言葉を聞くと涙が溢れました。また、先生は安静の度合いの説明をして下さり、「トイレ以外は横になってる事。お風呂も食事も布団の上で」との事で、主人と相談して実家に帰り安静にしていることにしました。

安静期間は1ヶ月と、今まで毎日カリカリ働いていた私にとっては辛かったです。また時間がたくさんあると携帯で切迫早産について調べてしまい怖くなって憂鬱になってしまう事がありました。そんな時、私はあえて、赤ちゃんの事は考えないことにしました。家族や主人とたわいもない話をしたり、大好きなアイドルのDVDを見たり、、今自分に出来ることはリラックスして最大限、安静にしていることだ！と思い1ヶ月乗り切りました。

家族や職場には本当にたくさん迷惑や心配をかけてしまって申し訳なかったのですが、8カ月後無事に出産することができました。今思うと、ちょうどその頃仕事が忙しく心身共にクタクタだったので赤ちゃんが休ませてくれたのかなって思います。