その子なりの成長ペースで。
私には10歳と8歳、そして8ヶ月の息子達がいます。みんな小さめで産まれたのですが、特に3番目は小さく、2500グラムを少し超えた位で産まれてきました。
現在は、生後2ヶ月から沢山の予防接種があり、そのお陰といっては何ですが、まだ小さな頃から外に出る機会が増え、我が子以外の赤ちゃんと交流が持てることは、私にとっては有り難い事でした。
さて、もともと小さく産まれた我が子。その予防接種で会う赤ちゃん達と比べてみると、やはり小さい。しかし、小さめとはいえ成長曲線に収まっているので、特に気にすることもありませんでした。
3ヶ月を過ぎたある予防接種の日。待合室で1組の母子と一緒になりました。抱っこ紐にしっかり縦抱きて収まる女の子。聞けば我が子と同じ月齢ではありませんか。しっかりとお母さんの胸元を握りしめたその子に比べ、首もまだまだふにゃふにゃで、横抱きで気持ち良さそうに眠る我が子。もともと小さめだからと気にもとめていませんでしたが、その時初めて、もしかして我が子は首の座りが遅いのでは?と思ったのです。不安に駆られていくなか、他人と比べてはいけない、この子にはこの子なりの成長ペースがあるからと、言い聞かせながら過ごしていました。
そうして迎えた4ヶ月健診。(こちらの地方は3ヶ月健診ではなく、4ヶ月健診です)しっかり縦抱きされた赤ちゃん達の中、やはり我が子は横抱きで、首も不安定なまま。周りと比べてはいけないと思いつつも、落ち着かない気持ちになりました。
お医者様の診察になり、赤ちゃんの首のすわりを確かめる為、仰向けの状態から腕をとり、引き起こして首がついてくるか確認します。我が子の結果に緊張し、手汗が止まりませんでした。
結果、首は上手く持ち上げられなかったものの、激しくぐらぐらするわけでもなく、生まれたてよりしっかりしてきてるとのことで、このまま様子をみても大丈夫と仰って頂きました。
結局、我が子の首がすわったと自信を持って言えたのは、6ヶ月目前でしたよ。
つい他人様の子供と比べてしまいがちですが、ウチの子にはウチの子なりのペースがあると思って見守ってあげて下さい。ゆっくりでもちゃんと成長してくれます。